叢生症例 <歯列狭窄を伴う叢生に対する非抜歯矯正治療> 2025.6.20
上下の前歯がガタガタしている、いわゆる「叢生(そうせい)」に悩む方は少なくありません。今回の患者様は、上の前歯が内側に入り込んでしまっており、前から見ると歯がないように見えることを主訴として来院されました。また、歯並びの乱れによって歯磨きがしづらく、清掃性が低下していることも気にされていました。
診断の結果、上下顎前歯部に叢生が認められました。今回は歯を抜かずに行う「非抜歯矯正」を選択し、歯列の拡大やIPR(歯と歯の間を少しだけ削る処置)を行いながら、歯並びを整える治療計画を立案しました。特に、上の前歯の舌側転位(内側に入り込んでいる状態)を改善することで、見た目の印象とブラッシングのしやすさの両方を改善することを目指します。
矯正歯科治療には、虫歯(う蝕)、歯肉炎、歯周炎、歯根吸収、歯肉退縮などの副作用やリスクが伴う場合があります。そのため、事前にしっかりと説明を行い、患者様の理解と同意を得た上で治療を進めています。矯正治療は見た目の改善だけでなく、口腔衛生の向上や将来的な歯の健康にもつながる重要な治療です。
上顎前突症例 <永久歯の萌出スペース不足を伴う上顎前突に対する準備矯正治療> 2025.6.10
「すきっ歯が気になる」「横の永久歯が出てくるスペースが足りない」「出っ歯で口が閉じづらい」といったお悩みを持つ方は少なくありません。特に、歯並びが不揃いな場合や前歯の隙間が大きくなっている場合、見た目だけでなく、噛み合わせにも影響が出ることがあります。このような症状に対して、矯正治療は非常に効果的です。今回は、上顎前突(出っ歯)や正中離開(すきっ歯)に関する治療方法と、それに伴うリスクについて詳しく解説します。
主訴
今回の主訴では、上顎前突と呼ばれる出っ歯の状態があり、口が閉じづらいという症状が見られました。出っ歯は、上顎の前歯が前方に出ている状態です。このような歯並びは、見た目に大きな影響を与え、口元が突出して見えることがあります。また、正中離開(すきっ歯)も併発しており、前歯の間に隙間が目立つことが特徴です。
矯正治療のアプローチ
これらの症状に対して、矯正治療ではスペース確保と歯列の調整が必要です。特に、横の永久歯が生えてくるためのスペースが不足している場合は、歯列拡大や場合によっては歯の間隔を調整する処置が行われます。出っ歯の改善には、上顎の歯を後ろに引くための力を加えることが重要です。矯正装置は今回はマウスピース型矯正を選択しました。
治療中は、歯と歯の間を調整し、歯が本来の位置に移動するように誘導します。正中離開や叢生に関しては、歯の隙間を埋めるためのスペースを確保し、より整った歯並びを目指します。
矯正治療のリスクと副作用
矯正治療は効果的ですが、いくつかのリスクや副作用も伴います。治療中に注意すべき点として、う蝕(虫歯)や歯肉炎が挙げられます。矯正装置がついている間は、歯磨きがしにくくなり、食べ物が歯に挟まりやすくなるため、適切な口腔ケアが重要です。また、矯正中に歯根が吸収される歯根吸収が起こることもあります。これにより、歯が短くなることがありますが、適切な治療と管理によりリスクを最小限に抑えることができます。
治療開始前にリスクについて十分に説明を受け、必要な対策を講じることが大切です。
矯正治療の費用と補償について
矯正治療にかかる費用については、治療期間や使用する矯正装置によって異なりますが、当院では永久歯の歯並びまでの治療費用が含まれたパッケージ料金をご案内しています。この料金には、成人になる18歳までの治療に関する補償が含まれており、歯並びの後戻りや生え変わりによる再治療にも追加費用はかかりません。これにより、患者様は治療期間中に予算を気にせず、しっかりと治療を続けることができます。
まとめ
上顎前突(出っ歯)や正中離開(すきっ歯)の改善は、見た目の向上だけでなく、噛み合わせや口腔衛生の改善にもつながります。矯正治療を通じて、患者様が自信を持てるような笑顔を取り戻せるようにサポートいたします。
治療を始める前に、リスクや治療方針について十分に理解し、安心して治療を受けられる環境を整えることが大切です。矯正治療に関するご質問やご不安な点がありましたら、お気軽にご相談ください。
反対咬合症例 <重度叢生を伴う反対咬合に対する抜歯矯正治療> 2025.5.30
【主訴】上下のガタガタがひどくて食事や歯磨きがしづらい。見た目も気になる。前歯も受け口になっていて口元も良くしたい。
【主な症状】反対咬合 叢生 臼歯交叉咬合(クロスバイト)
【抜歯部位】上顎右側第二小臼歯 上顎左側第一小臼歯 下顎両側第一小臼歯
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯根吸収、歯肉退縮
上顎前突症例 <正中離開を伴う上顎前歯の前突に対する準備矯正治療> 2025.5.20
【主訴】上の出っ歯とすき間がどんどん目立ってきたので矯正を始めたい。口元も出ていて普段口が閉じづらい。できれば痛みやむし歯のリスクが少なそうなマウスピースで治療を行いたい。
【主な症状】上顎前突 正中離開
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯根吸収
※矯正治療費には永久歯の歯並びまでの治療補償費が含まれます。治療終了後も成人する18歳まで永久歯への生え変わりや歯並びの後戻りなどによる再治療に追加費用はかかりません。
叢生症例 <重度叢生に対する非抜歯矯正治療> 2025.5.10
【主訴】上下の歯がデコボコしているのがずっと気になっていた。できれば歯を抜かずに綺麗にしたい。
【主な症状】叢生
【抜歯部位】なし
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯根吸収、歯肉退縮
上顎前突症例 <正中離開を伴う上顎前突に対する抜歯矯正治療> 2025.4.30
【主訴】出っ歯を治したい。前歯の隙間が気になる。口が閉じにくくてでているのを引っ込めたい。
【主な症状】上顎前突 正中離開
【抜歯部位】上顎両側第一小臼歯
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯根吸収、歯肉退縮
叢生症例 <上下顎前歯部の叢生に対する準備矯正治療> 2025.4.20
【主訴】上下の前歯のデコボコが気になり始めた。今後の永久歯への生え変わりもすき間がなくて心配。歯磨きもしづらくむし歯のリスクも気になる。
【主な症状】叢生
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯根吸収
※矯正治療費には永久歯の歯並びまでの治療補償費が含まれます。治療終了後も成人する18歳まで永久歯への生え変わりや歯並びの後戻りなどによる再治療に追加費用はかかりません。
叢生症例 <上顎犬歯欠損を伴う叢生に対する3本抜歯矯正治療> 2025.4.10
【主訴】 下の前歯がガタガタしている。右上の犬歯がずっと生えてこない。口元が出ている感じがする。
【主な症状】叢生 上顎右側犬歯欠損 下顎後退
【抜歯部位】上顎左側第一小臼歯 下顎両側第一小臼歯(上顎右側犬歯欠損)
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯根吸収、歯肉退縮
交叉咬合症例 <叢生を伴う片側交叉咬合に対する非抜歯矯正治療> 2025.3.30
【主訴】右側の噛み合わせが悪く頬を噛むことがある。下の歯がデコボコしている。
【主な症状】右側交叉咬合 叢生
【抜歯部位】なし
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯根吸収、歯肉退縮
空隙歯列症例 <上下顎前歯部の空隙歯列に対する準備矯正治療> 2025.3.20
【主訴】上下の前歯がすきっ歯になって見た目を本人が気にしている。ちょっと出っ歯になっている気がする。
【主な症状】空隙歯列(正中離開) 上下顎前突
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯根吸収
※永久歯列完成後に本格矯正治療(永久歯の仕上げの矯正)が必要になる場合があります。
叢生症例 <下顎前歯先天欠損を伴う叢生に対する非抜歯矯正治療> 2025.3.10
【主訴】 上下の前歯がデコボコになっている。歯医者で下の前歯が1本少ないと指摘されかみ合わせが心配になった。
【主な症状】叢生
【抜歯部位】なし(下顎前歯1本先天欠損)
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯根吸収、歯肉退縮
叢生症例 <舌側転位を伴う叢生に対する準備矯正治療> 2025.2.20
【主訴】上下の前歯がガタガタで生えてきた。上の2番目の歯が内側から出てきて心配になった。
【主な症状】叢生
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯根吸収
※永久歯列完成後に本格矯正治療(永久歯の仕上げの矯正)が必要になる場合があります。
過盖咬合症例 <叢生を併う過蓋咬合に対する非抜歯矯正治療> 2025.2.7
【主訴】 下の前歯のデコボコと深いかみ合わせが気になる。
【主な症状】 過蓋咬合 叢生
【抜歯部位】 なし
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯根吸収
鋏状咬合症例 <下顎前歯1本先天欠損を伴う叢生および鋏状咬合に対する非抜歯矯正治療> 2025.1.31
【主訴】 歯並びが全体的に内側に倒れていてガタガタしていている。下の前歯が1本足りない。
【主な症状】右側第一大臼歯鋏状咬合 叢生 狭窄歯列
【抜歯部位】なし(下顎前歯1本先天欠損)
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯根吸収、歯肉退縮
叢生症例 <下顎永久歯の萌出スペース不足に対する準備矯正治療> 2025.1.24
【主訴】右下の乳歯が早めに抜けて永久歯が出てくるスペースが無いと歯医者さんで指摘された。
【主な症状】叢生
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯根吸収
※永久歯列完成後に本格矯正治療(永久歯の仕上げの矯正)が必要になる場合があります。
叢生症例 <過蓋咬合を伴う重度叢生に対する抜歯矯正治療> 2025.1.17
【主訴】 下の奥歯が内側に入っていて舌に当たり、歯磨きもしにくい。上の前歯のガタガタも気になる。
【主な症状】叢生 過蓋咬合
【抜歯部位】上顎両側第一小臼歯 下顎両側第二小臼歯
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯根吸収、歯肉退縮
空隙歯列症例 <正中離開を伴う空隙歯列に対する準備矯正治療> 2025.1.10
【主訴】上の前歯がすきっ歯で隣の歯がなかなか出てこない。下の前歯もちょっとガタガタになっている。
【主な症状】空隙歯列(正中離開) 叢生
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯根吸収
※永久歯列完成後に本格矯正治療(永久歯の仕上げの矯正)が必要になる場合があります。
空隙歯列症例 <過蓋咬合を伴う空隙歯列に対する非抜歯矯正治療> 2025.1.3
【主訴】 上のすきっ歯がずっと気になる
【主な症状】 空隙歯列(正中離開) 矮小歯
【抜歯部位】 なし
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯根吸収
上顎前突症例 <口元の突出を伴う上顎前突に対する抜歯矯正治療> 2024.12.27
【主訴】上唇が出ている。口が閉じにくい。
【主な症状】上顎前突
【抜歯部位】上顎両側第一小臼歯
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯根吸収、歯肉退縮
叢生症例 <準備矯正後の叢生に対する非抜歯矯正治療> 2024.12.20
【主訴】 前歯がでこぼこしている。仕上げの矯正を始めたい。
【主な症状】叢生
【抜歯部位】なし
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯根吸収、歯肉退縮
※この症例は準備矯正(混合歯列期のI期治療)後の本格矯正治療(永久歯の仕上げの矯正)です。
交叉咬合症例 <上下顎歯列狭窄による交叉咬合に対する非抜歯矯正治療> 2024.12.13
【主訴】歯並びがでこぼこ。右側の噛み合わせが逆になっている。
【主な症状】狭窄歯列 叢生
【抜歯部位】なし
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯根吸収、歯肉退縮
上顎前突症例 <左右非対称の噛み合わせを伴う上顎前突に対する抜歯矯正治療> 2024.12.6
【主訴】出っ歯とガタガタが気になる。上下の正中が合っていない。
【主な症状】上顎前突 叢生
【抜歯部位】上顎両側第一小臼歯 下顎左側第一小臼歯
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯根吸収、歯肉退縮
叢生症例 <上下顎前歯部叢生に対する非抜歯矯正治療> 2024.11.29
【主訴】 上下の前歯がガタガタしている。笑った時の見え方が気になる。
【主な症状】叢生
【抜歯部位】なし
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯根吸収、歯肉退縮
過蓋咬合症例 <重度叢生を伴う過蓋咬合に対する準備矯正治療> 2024.11.22
【主訴】上下の前歯がでこぼこで歯磨きがしにくい。学校検診で歯並びを指摘された。
【主な症状】過蓋咬合 叢生
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯根吸収
※永久歯列完成後に本格矯正治療(永久歯の仕上げの矯正)が必要になる場合があります。
鋏状咬合症例 <叢生および過蓋咬合を伴う鋏状咬合に対する非抜歯矯正治療> 2024.11.15
【主訴】 左側が噛みにくい。前歯のガタガタが気になる。
【主な症状】左側第2小臼歯鋏状咬合(上下の歯がすれ違いかみ合っていない状態) 叢生 過盖咬合
【抜歯部位】なし
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯根吸収、歯肉退縮
反対咬合症例 <叢生を伴う右側反対咬合に対する準備矯正治療> 2024.11.8
【主訴】上の前歯がガタガタしていて反対咬合になっている。
【主な症状】反対咬合 叢生
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯根吸収
※永久歯列完成後に本格矯正治療(永久歯の仕上げの矯正)が必要になる場合があります。
開咬症例 <前歯部および片側開咬に対する非抜歯矯正治療> 2024.11.1
【主訴】前歯と奥歯で噛めない。正中のズレも気になる。
【主な症状】前歯部および右側開咬(オープンバイト) 右側Class II
【抜歯部位】なし
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯根吸収、歯肉退縮
叢生症例 <前突を伴う下顎叢生に対する抜歯矯正治療> 2024.10.25
【主訴】 下の前歯がでこぼこしている。上の前歯が出っ歯になっている。
【主な症状】叢生 上顎前突
【抜歯部位】上下顎両側第一小臼歯
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯根吸収、歯肉退縮
叢生症例 <上顎前突を伴う叢生に対する準備矯正治療> 2024.10.18
【主訴】上の前歯がズレて前に出てきた。下の前歯もガタガタしている。
【主な症状】叢生 右側大臼歯 Class II(前突傾向)
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯根吸収
※永久歯列完成後に本格矯正治療(永久歯の仕上げの矯正)が必要になる場合があります。
上顎前突症例 <叢生を伴う上顎前突に対する抜歯矯正治療> 2024.10.11
【主訴】出っ歯で口元が出ているのを改善したい。
【主な症状】上顎前突 叢生
【抜歯部位】上顎両側第一小臼歯
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯根吸収、歯肉退縮