口腔内スキャナーでの歯型取り 2023.1.23

 

皆さま、こんにちは。

一年のうちで最も寒い大寒の時期となり

お鍋の美味しい季節になりましたね。

 

皆さまの好きなお鍋は何でしょうか?

我が家では、鶏だし鍋がヘビロテメニューです。

お鍋の締めに雑炊やうどんをすると

お出汁まで綺麗に完食することができて

冬の美味しいでお腹も心も満たされます。

 

 

 

 

 

さて、

近年、デジタル化社会の流れと共に

歯科業界でも急速にデジタル化が進んでいます。

 

 

 

当院では患者さまにとって

より良い治療ができるように

これまでにも色々な機械を導入してきました。

今回は当院の「歯の型取りの歴史」と共に

新たに導入した機械をご紹介をしたいと思います!

 

 

 

 

 

 

< 開院当初 >

印象材(粘土のようなもの)を口の中に入れ

固まるのを待って歯型を取るという方法で

型取りを行なっていました。

 

 

 

 

 

歯型が取れたら

一人分ずつ梱包、発送をして

マウスピースをオーダーしていました。

郵送となると

マウスピースのオーダーに

数日が必要でした。

 

 

 

 

 

 

 

< 2017年 >

口腔内スキャナー(3D光学スキャナー)「CEREC」

を導入しました。

 

 

 

 

口腔内スキャナーとは

口の中を小さなカメラでスキャンし

歯の型取りが出来る機械のことです。

 

 

 

 

印象材を使用せず

長時間口を開けておく必要もないため

従来より快適な歯の型取りが出来るようになりました。

歯型をデジタルデータ化することで

より精密な歯の型取りが可能になり

数日間必要だったマウスピースの

オーダーからマウスピース完成までの時間も

大幅に短縮することができました

 

 

 

 

 

 

 

< 2023年より新しく! >

口腔内スキャナー(光学3Dスキャナー)「iTero」

を導入しました!

 

 

 
(見た目は先ほど紹介した「CEREC」が
少しスマートになっただけのように見えますが(笑))

 

スキャン時間はさらに短く

口を開いておく器具も不要

歯の型取りが可能となりました。

 

また、新機能として

型取り後すぐ

治療後の歯並びまでのシュミレーション

モニターで確認することが可能となり

治療の計画をよりわかりやすく

お伝えすることができるようになりました。

 

 

 

 

歯並びがどの様に動きキレイになるのか

治療後のイメージも沸きやすくなるのではないでしょうか。

 

 

 

口腔内スキャナー「iTero」の導入にあたり

スタッフはしっかりとレクチャーを受け

診療の合間には勉強や手技の練習を行い

スキルの向上に努めております。

 

 

 

 

 

 

機械は進化していきますが

私たちスタッフはこれからも

患者さまに負担をかけない

より良い治療を積極的に

取り入れていきたいと思っております。