矯正治療日記 vol.12 「マウスピース型矯正装置(インビザライン)治療の流れ」 2015.8.15
みなさま、こんにちは。
今回は、前回に引き続きマウスピース型矯正装置(インビザライン)治療の流れについてご紹介します。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、最新の歯科矯正理論と、米国アライン・テクノロジー社独自の3次元画像化技術やCAD/CAM(光造形)などの最先端技術を融合させて、誤差のない正確なマウスピース型矯正装置を製作してスタートします。
その治療の流れとしましては、
Step 1 初診相談検査
歯並びを拝見させていただき、治療期間や費用などの目安についてご説明します。
時間はたっぷり60~90分程度を予定していますので、疑問や不安に思われることは何でもご質問ください。噛み合わせや顔の写真、レントゲン写真などの資料を取ります。この資料を基に、それぞれの患者様に合った治療内容のお話をします。
Step 2 コンサルテーション
レントゲンや歯の模型などの検査結果をもとに、「クリンチェック治療計画」と呼ばれる3Dコンピュータ画像にて、治療開始から完了までのシミュレーションを行います。このとき、ご自分の歯がどのように動いていくのかを、立体的なアニメーション画像でご確認いただくことができます。
治療計画にご承認をいただくと、矯正の期間が正確に決まります。
Step 3 マウスピース型矯正装置(インビザライン)の発注
歯型、治療計画、レントゲン写真などを米国のアライン社(マウスピース型矯正装置(インビザライン)を設計、製造、販売している会社)に郵送します。患者さまの歯型などのデータから、アライン社の担当スタッフがデジタル3Dの歯列を作製。一人ひとりに合わせたマウスピース(アライナー)が作製されます。全てのマウスピース(治療に必要なマウスピースの数は人によって異なります)がパッケージ化され、箱に詰められて日本に送られてきます。
Step 4 マウスピース型矯正装置(インビザライン)治療開始
マウスピース装置をつけて治療開始をします。初期は、約月1回のペースで通院していただき、装置の調整を行います。
各治療段階につきマウスピースを2週間ずつ、ドクターの指示によりつけ替えていきます。治療期間は普通2年程度です。 マウスピースの装着時間は1日20時間以上を目安にして下さい。
飲食や歯磨き、デンタルフロスの使用時間以外はマウスピース装着するようにしましょう。
Step 5 治療終了・保定期間の開始
歯並びを改善しても、舌の癖などが原因で元の状態に戻ってしまうことがあります。
きれいな歯並びを安定させるため、約1~3年、保定装置(リテーナー)をつけます。この間、2~6ヵ月に一度通院していただき、噛み合わせや歯の状態をチェックします。
参考ですが、2年で終了する場合のトータルの来院回数は、約10~14日間程です。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は薄く透明です。
歯につけていても目立たないのが大きな特長ですので、
営業・接客業などの人前に出る仕事をされている方も
気軽に矯正治療にチャレンジできます。
装着中も違和感が少ないので発音に支障をきたしません。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)治療の患者さまは、みなさん自分のマウスピースが届くのを楽しみにされます。
矯正治療が始まるのが待ち遠しいようです。
矯正治療のスタートをこんな気持ちで迎えることは素敵なことですよね!
次回は「マウスピース型矯正装置(インビザライン)の使用時間」についてお話致します。
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