インビザライン矯正の失敗の原因は?

 

ある患者様のお母様から

 

「高校生の娘の歯並びが気になり矯正治療を考えているんだけど、娘は見た目や痛みが心配でワイヤー矯正はしたくないと言っており、マウスピース矯正ならやると言っています。ネットで「マウスピース矯正」や「インビザライン」を検索するとうまく治らなかったと書いてあるブログがありました。インビザラインでのマウスピース矯正がうまく治らない原因はなんですか?」

 

と質問を受けました。同じようなご質問やご相談は比較的多く頂きます。

 

インビザラインでのマウスピース矯正において失敗する原因は以下の3つが考えられます。

 

 

①診断および矯正治療計画のミス・インビザライン治療適応症例の選択ミス


インビザラインでのマウスピース矯正がスタートした当時、データ不足やマウスピースの材質も今ほど高性能でなかったため、その時期にマウスピース矯正を試された方の中には、思うような結果が出なかった方もいらっしゃったようです。現在、インビザラインはデータの多さ、ノウハウの蓄積、それらを反映した最新の治療ですので、安心してお受けいただけます。

しかし、それでも根本の矯正治療計画が間違っているとどれだけインビザライン装置が良くなっても治りません。これはワイヤー矯正でも当てはまることです。そのため、インビザラインによるマウスピース矯正に関わらず、きちんとした精密検査・治療計画の立案が大切になっていきます。

 

②インビザライン装置の装着時間不足や装着方法の不良


インビザライン・マウスピース矯正装置は取り外せる矯正器具です。

これは口腔内を清潔を保てたり、食事が快適にできたりと大きなメリットがありますが、逆に外している時間が長くなると歯が思うように動いてくれません。そのため、1日20時間以上使用するという条件が付きます。

また、それはしっかり適合しているインビザラインでなければいけません。毎回アライナーチュウィーというゴムをきちんと使用し、歯とぴったりに適合させることも大切になっていきます。

 

*アライナーチュウィーに関しましてはこちらの「インビザライン チューウィーの大切さ」を参考にしてください。

 

③インビザライン矯正におけるトラブルシューティングを準備していない


数年に渡って毎日欠かさず20時間使用するのは大変なことです。

仕事や旅行、学校行事や部活動で20時間も使えないことはあります。体調が良くない日もあると思います。

ですので治療途中でマウスピースが合わなくなってきたり、治療計画から外れてきたりすることはあります。大切なのはその時にきちんとリカバリー方法を矯正医が準備できるかということです。

当院では多くのインビザラインによるマウスピース矯正症例からのノウハウを活かして、患者様ごとの治療計画やリカバリー方法をご提示します。

 

 

矯正治療は短期間で終わるものでもなく、費用も決して安いものではありません。

治療開始前には歯並びやマウスピース装置に関することだけでなく、ライフスタイルやご自身・お子様の性格等なんでも遠慮なくご相談ください。