歯間ブラシ 2025.8.2

ドラッグストアには歯ブラシやフロスと一緒に
「歯間ブラシ」という商品が陳列されていますよね。


歯間ブラシって何?

歯間ブラシって必要?

歯間ブラシってどうやって選ぶの?


など歯間ブラシについてはあまり知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。


今回はそんな歯間ブラシについてご紹介します。



歯間ブラシとはその名の通り、歯と歯の間をお掃除するための道具です。

ですが、歯と歯の間をお掃除するものにはフロスもありますよね。

では、フロスと歯間ブラシはどのように違うのでしょうか。


フロスは糸で歯と歯の間をお掃除するもので、
歯と歯の間に詰まった食べかすを取るのはもちろんのこと、
隣の歯同士のぶつかっている部分や歯の側面の歯茎に埋まっている
1,2mmも綺麗にすることができます。

結論、多くの方は歯ブラシとフロスを使用すれば全体的に綺麗にすることができます。



それに対し、歯間ブラシとは
針金にナイロンの毛をつけたものやゴム製のものがあり、
小さな歯ブラシのような見た目をしています。

歯と歯の間に詰まった食べかすや
歯の側面の汚れを落とすことができます。

歯間ブラシはただの糸であるフロスより直径が大きいので、
歯と歯の間に隙間がある方や
ブラックトライアングルという三角形の隙間が大きい人におすすめです。

逆にそのような隙間がない方が使用すると
歯茎を下げることになってしまい、
ブラックトライアングルをつくることになります。

ですので、大きな隙間がなければ
歯と歯のお掃除にはフロスだけで十分です。


ただし、ワイヤー矯正中の方が
装置周りをお掃除するのに使用するのは
とても効果的ですよ!!





では歯間ブラシを使うのであれば
どのような選び方をすれば良いのでしょうか。

まず歯間ブラシには形状が2種類あります。

1つはストレートタイプで前歯に使用しやすい形状です。


もう1つはL字型タイプで奥歯に使用しやすい形状です。


前歯に使用したいのか奥歯に使用したいのかで形状は選択しましょう。



次に歯間ブラシは
サイズがssss〜Lサイズまで展開されています。

これは、ご自身の使いたい場所の隙間と
同じくらいのサイズを選ぶようにしましょう。
隙間より大きいものは選ばないように注意です。



そして使い方です。

①歯茎を傷つけないように歯茎とは逆方向に傾けてゆっくりと斜めに挿入します。

②挿入したら歯間ブラシを水平にして、歯の側面に沿わせて2〜3回こすります。

③②を外側からと内側からの両方から行うとより効果的です。

④歯間ブラシを取り出したら流水で流して風通しのいい場所で乾燥させて保管します。

※歯間ブラシの毛が乱れたら交換の目安です。




ご自身の口にあったケア用品の選択や

適切な方法で使用することはとても大切です。

当院では、ホームケアのアドバイスも可能ですので

お気軽にお声がけください^^

正しいホームケアでお口の健康を守っていきましょう🦷



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