歯磨き粉で歯は白くなる? 2025.3.15

コロナ禍が明けて、マスクをしないで人と会う機会も増え、

歯の色を気にする方も多いのではないでしょうか?

と謳っている歯磨き粉をよく見かけます。

まず、ホワイトニングの定義ですが

です。

それに対して、ホワイトニング歯磨き粉は、

一般的な歯磨き粉とは異なり、

ステインと呼ばれる飲食物由来の着色を除去する作用や、

歯の表面を滑らかに整える効果を持つものが多いです。

それにより、日々使用することでステインを落とし、

着色汚れを防ぐ助けになると言われています。

日本で広く販売されているホワイトニング歯磨き粉では

歯を本来の白さ以上に白くすることはできません。

市販の歯磨き粉を使用する際は

ポリリン酸ナトリウム」「ハイドロキシアパタイト」など

配合成分に着目してみましょう。

「ポリリン酸ナトリウム」は、歯の着色を除去し

再石灰化の促進作用により

汚れを付きにくくするコーティング効果を期待できます。

「ハイドロキシアパタイト」

歯の表面の成分エナメル質に近い成分です。

そのため、歯の表面の細かな傷を埋めて整える働きが期待できます。

歯の表面が整う事により汚れの付着や着色が留まりにくくなります。

またホワイトニング歯磨き粉の中には、

研磨剤が含まれている製品もあります。

汚れを落とすために含まれるものですが、強く磨き過ぎると、

歯の表面や歯茎を傷つけてしまう事もあります。

低研磨性のもの、研磨剤が含まれていないものを選びましょう。
また、歯を磨く際に、強い力でブラッシングし過ぎないように気を付けましょう。

「もっと白くしたい!」ということでしたら、

歯科医院で定期的にクリーニングに通ったり、

また、日常生活で白い歯をよりキープできるポイントがあります。

それは、コーヒーや紅茶、赤ワインなど、

摂取した場合も、すぐに歯を磨くか、磨けないときは

うがいをすることで着色を軽減できます。

最近では様々なホワイトニング歯磨剤が販売されていますので、

ご自身にあった歯磨剤を見つけてみてはいかがでしょうか。