唾液の作用 2023.10.7
みなさま、こんにちは♫
空が高く、雲がくっきり見える、すがすがしい季節ですね♪
今回は唾液の作用について
お話ししようと思います⭐︎
唾液には9つの作用があります。
①自浄作用
②消化作用
③抗菌作用
④粘膜保護作用
⑤食塊形成
⑥ph緩衝作用
⑦粘膜修復作用
⑧再石灰化作用
⑨潤滑作用
それぞれの内容は…
①自浄作用
お口の中の食べカスや歯垢(細菌)を洗い流し、
お口を清潔に保つ作用があります。
②消化作用
唾液中の酵素アミラーゼが
デンプンを分解して体内に
吸収しやすくします。
③抗菌作用
細菌の増殖を抑えます。
④粘膜保護作用
唾液の成分ムチンが喉や食道を
傷つけにくくします。
⑤食塊形成作用
味を感じさせ、噛み砕いたり
飲み込んだりしやすい塊にします。
⑥ph緩衝作用
飲食により酸性に傾いたお口の中の
phを中和させます。
酸性の状態が続くと歯は溶けて
虫歯になってしまいます。
⑦粘膜修復作用
粘膜組織が傷ついたときに修復します。
⑧再石灰化作用
飲食をして溶けかかった歯の修復をします。
⑨潤滑作用
発音や発声をスムーズにします。
このように唾液にはたくさんの
良い作用がります⭐︎
しかし、マウスピースで歯を覆うと
唾液が歯面に触れにくくなってしまうので
これらの作用が効きにくくなってしまいます。
更に菌が、歯とマウスピースに
ついたままになっていると、
マウスピースを外して歯磨きをするまでの間
ずっと菌が歯の表面についたままになってしまいます。
すると歯が菌にさらされた状態になるため、
虫歯になるリスクが高くなります。
ですので、マウスピースをつけるときは
歯もマウスピースもキレイにしてから
装着することが大切です⭐︎
マウスピースのお手入れ方法については
こちらで紹介しておりますので
ご参考になさってください♪
マウスピースのお手入れと管理
マウスピースをしていても
唾液は届いているので
唾液を増やすと口腔内環境が
良くなります!
唾液を増やす為におすすめなのが、
舌の体操です♪
お口の中で舌をぐるっと一周させるのを
左右10〜20回ほどゆっくりやってみてください。
唾液がジワジワと出てきます。
また、この体操をすると舌の筋力が上がり
咀嚼能力が高まったり、むせにくくなり
誤嚥の改善にもつながります♪
最後に、
唾液にはたくさんの良い作用があります。
マウスピースをしていると
その作用が効きにくくなるので
歯とマウスピースはキレイにして装着します。
そして、
唾液をたくさんお口の中に行き渡らせて
健康なお口を保ちましょう..。.:*☆
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