フロスと歯間ブラシ 2025.2.18
先日患者さんから、
「歯間ブラシとフロスはどっちを使ったら良いのか?」
という質問を受けました。
みなさんはフロスや歯間ブラシはお使いでしょうか?
歯と歯の間の汚れは、
普通の歯ブラシだけでは十分に取り除けません。
そこで役立つのがフロスと歯間ブラシです。
① フロス

フロスは細い糸のような清掃用具で、
歯と歯の間に通して使います。
特に歯周ポケットと呼ばれる歯と歯ぐきの境目や、
歯肉の下の溝=歯周ポケットに入り込んだ
歯垢(=プラーク)を取るのに効果的です。

糸状のフロスは、
フロスの必要な長さ、
指への巻き方、
歯と歯への通し方など…
使い方のコツがありやや難しいので
歯科医院で使い方を尋ねてみてください😊
rf-ortho.com/archives/27559
② 歯間ブラシ

歯間ブラシは、
細いワイヤーに小さなブラシがついた道具で、
歯の間が広い部分を掃除するのに適しています。
特に、加齢や歯周病で歯ぐき(歯肉)が下がり、
歯と歯の間にすき間ができた方におすすめです。
歯間ブラシはフロスよりも太いため、
無理に使うと歯ぐきを傷つけることがあるので注意が必要です。
歯科医院でクリーニングを受けた際、
適した歯間ブラシを使ってくれるので
こちらも尋ねてみると良いと思います😊

歯と歯の間の汚れは、
むし歯や歯周病の原因になります。
特に歯周ポケットや歯肉の下にたまった歯垢を放置すると、
炎症を起こしやすくなります。
歯ブラシだけでなく、
フロスや歯間ブラシを併用し、
健康な歯と歯ぐきを守りましょう✨