叢生症例 <上下顎前歯部叢生に対する非抜歯矯正治療>

【主訴】下の前歯の凸凹が気になる。左右の噛み合わせがズレている気がする。

【主な症状】上下顎前歯部叢生(ガタガタ)/上下顎前歯軽度唇側傾斜(上下の前歯が前方にやや傾斜している状態)/左側大臼歯 Class III(左下の奥歯が前方に位置している状態)/正中線のズレ

【抜歯部位】なし

【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯根吸収、歯肉退縮が挙げられます


【治療計画】上下前歯部に中等度の叢生が認められる。また、上下前歯の歯軸は軽度唇側傾斜が認められ、上下顎歯列弓がやや狭窄している。そして左側奥歯のかみ合わせが前後的にややずれているため上下前歯の正中が不一致になっている。そこで上下顎前歯の叢生量(ガタガタの度合い)と前歯の歯軸傾斜、歯列の拡大量を考慮し、上下顎歯列の側方拡大とIPR(歯を0.5mm以内削ってスペースを作る処置)によってスペースを作る非抜歯矯正治療を選択。左側奥歯の前後的位置を改善し、正中を合わせるためマウスピース型矯正装置(インビザライン)に顎間エラスティックを併用した。

 

治療方法 マウスピース型矯正装置 治療期間 14ヶ月
性別 男性 年齢 20代 治療費用 ¥1,085,000+TAX