上顎前突症例 <上顎の後方移動を行った非抜歯矯正治療>
【主訴】上の出っ歯を治したい。口元をきれいにしたい。
【主な症状】骨格性下顎後退(下アゴが後方に位置している状態)/上下顎前歯唇側傾斜(上下の前歯が前方に傾斜している状態)/上下顎前歯叢生(上下の前歯がガタガタになっている)/上顎右側大臼歯 Class II(左上の奥歯が前方に位置している状態)/口唇閉鎖不全(口が閉じにくい)/正中線のズレ
【抜歯部位】なし
【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯根吸収、歯肉退縮が挙げられます
【治療計画】上下前歯の前突および口唇の突出が主訴であり、上下前歯に叢生も認められる。また、左右の奥歯のかみ合わせが前後的にずれているため上下前歯の正中が不一致になっている。口元の変化や前歯の傾斜の予測から抜歯プランと非抜歯プラン両方を検討したが、患者様と相談の上、IPR(ディスキング)および上顎右側大臼歯の後方移動を併用する非抜歯による矯正治療を計画した。歯列の拡大とIPR(ディスキング)および右側大臼歯を後方移動して獲得したスペースを利用し、前歯の後方移動を行い、上下前歯の傾斜を正常にした。その際、マウスピース型矯正装置(インビザライン)に顎間エラスティックを併用した。
治療方法 | マウスピース型矯正装置 | 治療期間 | 13ヶ月 | ||||
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性別 | 女性 | 年齢 | 20代 | 治療費用 | ¥1,085,000+TAX |