叢生症例 <上下顎前歯部叢生に対する非抜歯矯正治療>

【主訴】上下前歯のガタガタが気になる。下の親知らずのせいでズレている気がする。

【主な症状】上下顎前歯部叢生(ガタガタ)/下顎前歯軽度唇側傾斜(下の前歯が前方にやや傾斜している状態)/下顎両側第3大臼歯埋伏(下の親知らずが潜っている状態)

【抜歯部位】 なし

【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯根吸収、歯肉退縮が挙げられます


【治療計画】上下前歯部に中等度の叢生が認められる。また、上下前歯の歯軸は下顎に軽度唇側傾斜が認められ、上下顎歯列弓はやや狭窄している。そして下顎両側第3大臼歯の埋伏がレントゲン写真にて認められる。そこで上下顎前歯の叢生量(ガタガタの度合い)と前歯の歯軸傾斜、歯列の拡大量を考慮し、上下顎歯列の側方拡大とIPR(歯を0.5mm以内削ってスペースを作る処置)によってスペースを作る非抜歯矯正治療を選択。前歯が唇側へ極力傾斜しないよう側方拡大とIPR(歯を0.5mm以内削ってスペースを作る処置)を積極的に行った。

 

治療方法 マウスピース型矯正装置 治療期間 5ヶ月
性別 女性 年齢 10代 治療費用 ¥1,085,000+TAX