新型コロナウイルスに対する当院の取り組みについて(重要) 2020.4.1
当院では新型コロナウイルス感染症に対して万全の医療体制を整えております。
新型コロナウイルス感染症が世界的に大きな問題になっており、医療機関においても確実な対応が求められています。当院では、アメリカ疾病管理予防センター(Centers for Disease Control and Prevention:CDC)が発行した「スタンダードプリコーション( 標準予防策)」を基準にした感染症予防対策を実施しております。これは新型コロナウイルス感染症の対策にも有効であると言われており、さらに新型コロナウイルスに特化した予防対策も行っておりますので、安心して受診して頂けます。
スタンダード・プリコーションとは
医療・ケアを提供するすべての場所で適用される感染予防策で、感染症の有無に関わらず、あらゆる利用者・患者・医療従事者に対して普遍的に適用されます。「汗を除くすべての血液、体液、分泌物、損傷のある皮膚・粘膜は感染性病原体を含む可能性がある」という原則に基づき、手指衛生や個人防護具(マスクやガウン他)の着用など感染リスクを減少させる予防策を示しています。
「当院での主な取り組み」
診療にあたっては、患者様が何らかの感染症キャリアを持っていると想定し、グローブやマスク(これらは使い捨て)、白衣などの個人防護具を着用し、スタッフ一丸となって感染防御にあたっております。
患者様毎に、診療器具類(ミラー、ピンセット、バキューム等、口角鉤、口腔内用鏡)、切削器具(バー、IPR用ファイル)、タービン、ハンドピース、コントラアングルを開封使用し、使用後は速やかにオートクレーブ滅菌処理を行っております。
患者様毎に新規ラテックスもしくはニトリルグローブを使用し、その都度破棄しています。またユニットを離れる際にも他の場所への接触による唾液感染などが起きないようにしております。
洗口用のコップ(紙コップ)や患者用エプロンは常にディスポーザブル(使い捨て)を患者様毎に使用し、使用後は破棄しています。
診療ユニット(チェアー等、全て個室診療室)は、使用後は患者様毎に専用消毒液で清拭し、手指が触れる部分には防護シートを患者毎に交換して対応しております。
医療廃棄物および感染廃棄物の隔離と廃棄処置を行っており、院内感染の防止につとめております。
患者様全員に来院時には体温測定を行い、手洗いとうがいを行なって頂いております。
そして、37.5℃以上の場合には診察をご遠慮頂いております。
クリニック内は定期的に窓を開放し換気を徹底しております。(そのため、寒い場合には膝掛けを用意しております。)
当院はお一人ずつの完全個室診療になりますので、不特定多数の方と待合室や診療室で接することはありません。
スタッフの健康チェックを実施しており、感染症の予防と体調管理に従事しておりますので、安心して診療をお受けになられて下さい。
今後の診療体系につきまして、遠方や海外からの通院が困難な患者様につきましてオンライン診療の準備も現在行っております。
対応準備が完了しましたら改めてご案内致します。