叢生症例 <上下顎前歯部叢生に対する非抜歯矯正治療>

【主訴】上下の前歯のガタガタが気になるので綺麗にしたい。笑った時に前歯の歯並びが気になって恥ずかしい。

【主な症状】上下顎歯列弓の狭窄(上下の歯並びが狭くなってきている)/上下顎前歯部叢生(ガタガタ)/切端咬合(前歯の前後差が少ない咬み合わせ)/口元の軽度前突(口元がやや出ている状態。口唇閉鎖時にやや上唇部に緊張がある状態)

【抜歯部位】なし

【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯根吸収、歯肉退縮が挙げられます


【治療計画】上下顎の歯列が狭窄し、上下前歯部に中等度の叢生が認められる。また、上下前歯の歯軸は軽度唇側傾斜が認められ、口唇閉鎖時にやや上唇部に緊張がみられる。そのため、上下顎前歯の叢生量(ガタガタの度合い)と前歯の歯軸傾斜、歯列の拡大量を考慮し、上下顎歯列の側方拡大とIPR(歯を0.5mm以内削ってスペースを作る処置)によってスペースを作る非抜歯矯正治療を選択。口元を考慮し前歯の位置は現状より唇側へ傾斜しないよう注意する。

 

治療方法 マルチブラケット装置 治療期間 12ヶ月
性別 女性 年齢 30代 治療費用 ¥835,000+TAX