中学受験を考えている子供の矯正はいつ始めればいいですか? 矯正治療の開始時期について

Q.

今、小学4年生ですが、中学は受験させることを考えています。

先日、かかりつけの歯医者さんから矯正の治療を勧められました。

確かに以前から前歯の生え方が気になってはいましたが、これから塾も通わなければならないのに塾と矯正治療の両方は本人にとって負担になりますでしょうか?

A.

中学受験のある子とない子、それだけで全くライフスタイルが違ってきます。

そのため、中学受験のある子の場合は受験本番となる6年生の1~2月に合わせて、遡ってスケジュールを立てていきます。

 

4~5年生までは、塾の時間も6年生程ではなく、家庭学習の比重が大きいため、シンプルなタイプの矯正装置で目的を絞って治療します。そして、6年生になってからは、何かするとしても夏休み前までにして、本人のストレスが増える夏期講習には矯正治療はお休み期間に入ります。つまり、受験直前の半年くらい何もしなくても、結果的に良い歯並びになれば良いので予め「何もしないコト」を計画に入れていきます。

 

中学受験を考えて矯正治療を受けている小学生は最近増えています。そして、受験に対する矯正治療の負担を最小限にする事は可能です。なるべく早めに受験がある事を伝えて頂き、目先のコトにとらわれない治療計画を立てて進めていきましょう。