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日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)とは

日本矯正歯科学会による認定医・臨床指導医(旧専門医)制度

日本矯正歯科学会には認定医・臨床指導医(旧専門医)制度があります。
これは矯正歯科医療の水準を維持し向上を図ることによって、
患者さまに適切な医療を提供するために行われているものです。
そのために学会は、矯正治療に関して適切かつ充分な学識と経験を有するものを
「日本矯正歯科学会の認定医・臨床指導医(旧専門医)」としています。
(日本矯正歯科学会HPより)

認定医・臨床指導医(旧専門医)の構成

日本で矯正歯科治療を行う歯科医師数は約35,000人とされていますが、
その中で日本矯正歯科学会の認定医は3,116人で全体の9%、
臨床指導医(旧専門医)になると306人で全体の約0.9%と、極めて少数の資格となっています。(2017年12月現在)
一般的にホームページ等で使われている「矯正医」とは、
矯正治療を行っている歯科医院や歯科医師のことを指す場合が多く、
「日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)」「日本矯正歯科学会認定医」の資格を有しているかとは全く別の話になります。

当院の院長は認定医と臨床指導医(旧専門医)の両方の資格を合わせ持つ矯正医です。
アールエフ矯正歯科ではこれまでに開院後10年間(※)で3,904件のマウスピース型矯正装置(インビザライン)治療例があります。 ※2014〜2023年12月時点

日本矯正歯科学会 認定医
日本矯正歯科学会の認定医制度では以下のような条件を設けています。
  1. 歯科医師免許を有する者。
  2. 歯科医師免許取得後、引き続き5年以上の学会会員である者。
  3. 学会指定研修機関における矯正歯科基本研修を修了の後、その期間を含めて、5年以上にわたり、矯正歯科臨床研修を修了した者。または、同等の学識、技術、経験を有すると判断される者。
  4. 学会の認めた刊行物に矯正歯科臨床に関連する論文を発表した者。
  5. 学会倫理規程を遵守する者。
日本矯正歯科学会の認定医は、基本的な学術の知識と技術を持ち合わせていると言われています。
また認定医になるまでは5年以上の矯正治療経験が必要になり、おおよそ50症例以上の症例実績が必要とされると言われています。
矯正歯科医全体の約9%程しか取得者がおらず、難関な資格とされています。
日本矯正歯科学会 臨床指導医(旧専門医)
日本矯正歯科学会の臨床指導医(旧専門医)制度では以下のような条件を設けています。
  1. 歯科医師免許を有する者。
  2. 学会認定医資格を有する者。
  3. 7年以上継続して学会会員である者。
  4. 10年以内に学会の認めた刊行物あるいは学会の認めた学術集会において、矯正歯科臨床に関連する報告を発表した者。
  5. 学会倫理規定を遵守する者。
  6. 日本矯正歯科学会の指定する10種類の不正咬合に対する治療例を提示して基準をクリアすること。
  7. 口答試問に合格すること。(審査の公平性を保つため、受験者と審査委員の名前は一切公表されずに行われます)

臨床指導医制度について

臨床指導医制度は、国際レベルの視野で、非常に高いレベルの制度として2006年に新設されました。 国内はもとより国際的視野で矯正歯科医療の発展に奉仕すると同時に、 認定医および臨床指導医をめざす歯科医師の育成と臨床研修をサポートできる者とされています。

臨床指導医資格は認定医資格を取得したうえ臨床試験として日本矯正歯科学会指定10症例の提示と審査に合格、さらに学術大会においてこれらの症例報告を行った者に与えられます。 審査は匿名の下で厳正に行われ、症例の治療結果も極めて厳格に評価されています。

これらの症例は簡単な症例を選んで数だけ揃えるというわけにはいきません。10種類の課題症例の中の半分は相当な難症例が含まれていますので、合格基準をクリアするレベルで治すのは至難の業です。従って、臨床指導医試験の年間合格者は毎年5-6名とごくわずかです。また、臨床指導医試験に提出する症例は全て試験に使用することを、患者様ご自身あるいは保護者の方にご説明し、同意書をいただくことが義務付けられ、患者様や保護者の方との良好な信頼関係が保たれていることを証明する必要もあります。

日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)取得には高い技術レベルと豊富な経験、そして深い専門知識が必要です。 矯正歯科治療を行う歯科医全体の約0.9%の取得者しかおらず、最難関とされており、日本矯正歯科学会の臨床指導医は、国際的にも高い評価を受けています。
*公益社団法人日本矯正歯科学会公式ホームページより抜粋


当院の院長は「日本矯正歯 科学会認定医」、「日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)」の両方の資格を有している日本でも数少ない矯正歯科医師の1人です。

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