マウスピース型矯正装置(インビザライン)では抜歯矯正は適応できないのでしょうか? マウスピース矯正について

Q.

ガタガタが強くて他の矯正歯科で抜歯しないと治らないと言われました。目立たない装置が希望のためマウスピース型矯正装置(インビザライン)でマウスピース矯正がいいなと思っています。

いろいろ調べてみるとマウスピース矯正では抜歯矯正は適応できないと書いてあるホームページも見かけたのですが、抜歯適応の私の歯並びではワイヤー装置しか選択肢はないのでしょうか?

 

A.

抜歯症例でもマウスピース型矯正装置(インビザライン)でのマウスピース矯正で適応することは可能です。

 

数年前までは、マウスピースの材質やシミュレーションの正確性の問題で適応できない症例もありました。しかし、近年ではその問題が改善されつつあります。また、実際に抜歯矯正できちんと治っている症例数が増えてシステムがバージョンアップされていますので、適応範囲も増えています。

 

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しかし、非抜歯症例に比べて抜歯症例は難易度が高いのも事実ですし、ワイヤー矯正の方が期間や歯の動きが行いやすい症例も少なからずあります。

歯並びは個人個人で異なりますので実際の歯並びを正確に確認し、患者様自身にとってベストな選択肢を選んでもらうのが良いと思います。