東京歯科大学歯科矯正学講座でマウスピース型矯正装置(インビザライン )の講演を行いました 2019.1.31

   

 

先日、1月29日に母校である東京歯科大学水道橋病院の歯科矯正学講座で

矯正歯科医局員の先生方に向けてマウスピース型矯正装置(インビザライン )の講演をしてきました。

 

「マウスピース型矯正装置(インビザライン )とは?」「明日のマウスピース型矯正装置(インビザライン )治療から使えるマウスピース矯正の臨床」というテーマで2時間程の講演でした。

 

内容としましては、

 

前半はインビザラインメーカーであるアラインテクノロジー・ジャパン社の方にマウスピース型矯正装置(インビザライン )のシステムや歴史、口腔内スキャナーによるデジタルシステムについて説明がありました。

 

 

後半は、当院でのマウスピース型矯正装置(インビザライン )によるマウスピース矯正の症例や、実際の診療時に注意する点等をまとめて発表しました。

 

 

ワイヤー治療とは異なる点やマウスピース型矯正装置(インビザライン )でのマウスピース矯正のメリット・デメリット等を知って頂くことで、聴いていただいた先生方の診療の幅が広がれば嬉しい限りです。

 

自分自身も講演の準備をすることで、普段の診療の内容やシステムをまとめることができました。

これからもこの経験を日々の診療に活かしていきたいと思います。


マウスピース型矯正装置(インビザライン )矯正の失敗の原因は? 2018.10.8

 

ある患者様のお母様から

 

「高校生の娘の歯並びが気になり矯正治療を考えているんだけど、娘は見た目や痛みが心配でワイヤー矯正はしたくないと言っており、マウスピース矯正ならやると言っています。ネットで「マウスピース矯正」や「マウスピース型矯正装置(インビザライン )」を検索するとうまく治らなかったと書いてあるブログがありました。マウスピース型矯正装置(インビザライン )でのマウスピース矯正がうまく治らない原因はなんですか?」

 

と質問を受けました。同じようなご質問やご相談は比較的多く頂きます。

 

マウスピース型矯正装置(インビザライン )でのマウスピース矯正において失敗する原因は以下の3つが考えられます。

 

 

①診断および矯正治療計画のミス・マウスピース型矯正装置(インビザライン )治療適応症例の選択ミス


マウスピース型矯正装置(インビザライン )でのマウスピース矯正がスタートした当時、データ不足やマウスピースの材質も今ほど高性能でなかったため、その時期にマウスピース矯正を試された方の中には、思うような結果が出なかった方もいらっしゃったようです。現在、マウスピース型矯正装置(インビザライン )はデータの多さ、ノウハウの蓄積、それらを反映した最新の治療ですので、安心してお受けいただけます。

しかし、それでも根本の矯正治療計画が間違っているとどれだけマウスピース型矯正装置(インビザライン )が良くなっても治りません。これはワイヤー矯正でも当てはまることです。そのため、マウスピース矯正に関わらず、きちんとした精密検査・治療計画の立案が大切になっていきます。

 

②マウスピース型矯正装置(インビザライン )の装着時間不足や装着方法の不良


マウスピース型矯正装置(インビザライン )は取り外せる矯正器具です。

これは口腔内を清潔を保てたり、食事が快適にできたりと大きなメリットがありますが、逆に外している時間が長くなると歯が思うように動いてくれません。そのため、1日20時間以上使用するという条件が付きます。

また、それはしっかり適合しているマウスピースでなければいけません。毎回アライナーチュウィーというゴムをきちんと使用し、歯とぴったりに適合させることも大切になっていきます。

 

*アライナーチュウィーに関しましてはこちらのマウスピース型矯正装置(インビザライン ) チューウィーの大切さ」を参考にしてください。

 

③マウスピース型矯正装置(インビザライン )矯正におけるトラブルシューティングを準備していない


数年に渡って毎日欠かさず20時間使用するのは大変なことです。

仕事や旅行、学校行事や部活動で20時間も使えないことはあります。体調が良くない日もあると思います。

ですので治療途中でマウスピースが合わなくなってきたり、治療計画から外れてきたりすることはあります。大切なのはその時にきちんとリカバリー方法を矯正医が準備できるかということです。

当院では多くのマウスピース型矯正装置(インビザライン )によるマウスピース矯正症例からのノウハウを活かして、患者様ごとの治療計画やリカバリー方法をご提示します。

 

 

矯正治療は短期間で終わるものでもなく、費用も決して安いものではありません。

治療開始前には歯並びやマウスピース装置に関することだけでなく、ライフスタイルやご自身・お子様の性格等なんでも遠慮なくご相談ください。

 


インビザライン APAC 2018 に参加してきました。 2018.6.5

 

みなさま、こんにちは。

 

5月31日〜6月3日にシンガポールで開催されました「インビザライン APAC 2018 (2018 INVISALIGN APAC SUMMIT)」に参加してきました。

これはアジア・太平洋地域のインビザラインドクターが集まるマウスピース矯正型矯正装置・インビザラインに関する2年に1度の学術大会です。

アジア・太平洋地域から約1600人のインビザラインドクターが集まり盛大に行われました。

 

 

主なトピックスとしては

 

①10代(中高生)へのマウスピース型矯正装置(インビザライン )の効果

②乳歯が残っている混合歯列期の小学生へのマウスピース型矯正装置(インビザライン )適応拡大

③インプラントアンカーを併用した効果的なマウスピース型矯正装置(インビザライン )治療

④アジアにおけるマウスピース型矯正装置(インビザライン )作製・提供のスピードアップ

 

という感じでした。

 

10代(中高生)へのマウスピース型矯正装置(インビザライン )の効果については、現状のInvisalign MA(奥歯にプラスチックのウィングが付いているタイプ。顎の成長促進を促すマウスピース型矯正装置(インビザライン ))の効果や治療結果についてたくさんの講演がありました。海外では10代のティーンエイジャーによる治療のニーズが高いようです。

 

乳歯が残っている混合歯列期の小学生へのマウスピース型矯正装置(インビザライン )適応拡大という観点で、海外では「invisalign first (インビザライン ファースト)」という新しいシステムがスタートしているようです。

日本での導入はまだ少し先のようですが、これからは小学校低学年のお子様でもマウスピース型矯正装置(インビザライン )によるマウスピース矯正がより正確に行えるようになるかもしれません。(現状でも治療することは可能なのですが)

 

 

また、今まではマウスピース型矯正装置(インビザライン )での治療が困難であったり、治療期間がかかりそうな症例に対してインプラントアンカーという小さいネジを併用した症例発表もたくさんありました。当院でも既に導入しているシステムですので、改めてこの方法の有用性や新しい治療アイデアを学ぶことができました。

 

そして、今年アラインテクノロジー社の新しい工場が中国にできたとの発表がありました。これによりアジア地域のマウスピース作製の拠点が近くなることで、今まで1ヶ月程かかっていたマウスピースが届くまでの輸送期間などが短縮されると思われます。このことは治療期間にも影響する事ですので患者様にとっても大きなメリットになります。

 

 

3日間という短い期間でしたが、今回の学会で学んだことをこれからの治療に還元していきたいと思います。

 


マウスピース型矯正装置「インビザライン」についてまとめてみました 2018.4.6

 

現在、当院の多くの患者様が治療を受けているマウスピース矯正装置「インビザライン」

 

よく話に聞いたり、知り合いがマウスピース矯正をしていたりして興味はあるけど、そもそもこの「マウスピース型矯正装置(インビザライン )」とはどんな装置・治療システムなのかわからない方が多いようです。

 

そこでマウスピース型矯正装置「インビザライン」とはどんなものなのかを一度まとめてご紹介したいと思います。

 

まず、「マウスピース型矯正装置(インビザライン )」とはマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置の一つで、1997年アメリカのアライン・テクノロジー社により開発されました。

その後、1999年にアメリカで治療が開始され、ヨーロッパでは2001年より、日本では2006年から治療が開始されました。

 

<インビザラインの歴史>

1997年 (アメリカ)       アライン・テクノロジー社 設立

1999年 (アメリカ)      アライン・テクノロジー社 インビザライン販売開始

2001年 (ヨーロッパ)  インビザライン販売開始

2002年 (日本)              アライン・テクノロジー・ジャパン社 設立

2006年 (日本)             アライン・テクノロジー・ジャパン社 インビザライン販売開始

 

そして、1997年にマウスピース型矯正装置(インビザライン )治療がスタートしてから現在までインビザラインシステムは様々な改良、バージョンアップを行なっています。

 

 

<マウスピース型矯正装置「インビザライン」 の進化>

2008年4月         クリンチェックソフトウェア2.5発表

主な追加機能;ステージング機能詳細確認

2010年4月         インビザラインLiteスタート・クリンチェックソフトウェア2.9発表

主な追加機能;パワーリッジの登場・最適アタッチメント登場

2011年5月         インビザラインTEENスタート・インビザラインG3発表・クリンチェック3.1発表

主な追加機能;プレシジョンカット、スマートフォース・追加パワーリッジ機能(下顎切歯にも適応)

2011年11月       インビザラインG4発表

2012年10月       インビザラインLiteにオートリファインメント導入

2013年2月   新素材スマートトラック発表・インビザラインG4plus発表

2013年7月         インビザラインi7(前歯の部分矯正を対象としたインビザライン)スタート

2014年6月         インビザラインG5発表

2015年~           クリンチェックPro発表インビザラインG6発表

 

 

そして、マウスピース型矯正装置(インビザライン )では他のマウスピース矯正装置にはない独自の技術があります。この技術により様々な不正咬合を改善することが可能になります。

これは当院が矯正専門医院としてマウスピース矯正でこのマウスピース型矯正装置「インビザライン」を選択している理由の1つでもあります。

 

その特徴は3つあります。

 

①「アライナー(スマートトラック)」

②「3D画像化技術とCAD/CAM(光造形)システム」

➂「クリンチェックソフトウェア」

 

①「アライナー」

従来のワイヤーを用いる矯正治療とは違い、「アライナー」と呼ばれるマウスピースを通常2週間ごとに交換しながら、連続して使用することで歯を徐々に移動させます。

(最近では7日〜10日での交換も可能になりました。)

歯の移動を1枚あたり最大0.25㎜以内に設定し、個々の歯の動きをコントロールします。

しかし、これはあくまでシミュレーション上での移動です。患者様の使用時間の不足や使用方法によりシミュレーション通りに動かなかった歯に関しては、再度治療計画を立案し、アライナーを作製しなおします。

 

②「3D画像化技術とCAD/CAM(光造形)システム」

歯列情報のインプットは3Dスキャナ―を用い、装置製作模型のアウトプットは3Dプリンターを用いることでこれまでにない精度の装置製作が可能となりました。

(日本ではまだ導入の少ない3Dスキャナーを本院では導入済みです。)

この3Dスキャナーにより、印象材による膨張・石膏による収縮といった形態変化を避けることができます。

 

③「クリンチェックソフトウェア」

マウスピース型矯正装置(インビザライン )のアライナー製作には、「クリンチェックソフトウェア」と呼ばれる独自の3D治療計画ソフトを用います。

初診から治療終了までのシミュレーションを作製することにより、治療の経過を視覚的に追うことができます。

シミュレーションにより患者様へもわかりやすく説明することができます。

しかし、効率よく歯が動かせるシミュレーションを作るスキルがないと、歯も正確には動きません。

そのため、歯の動くメカニズム・力学を習得した矯正専門医による治療を受けることが望ましいと考えています。

 

以上が主だったマウスピース型矯正装置「インビザライン」 独自の技術です。

従来のワイヤー矯正では難しかった臼歯部遠心移動や清掃性に優れている(装置が着脱可能)などの利点も存在します。マウスピース型矯正装置(インビザライン )単独で治せなかったとしても、数ある矯正装置の一つ選択肢として治療期間の一部分に用いるだけでも意義があるのではないかと思います。

 

 

<マウスピース型矯正装置「インビザライン」の種類>

4つのラインナップがあります。

①インビザライン・full(フル)・・・マウスピース型矯正装置(インビザライン )治療におけるスタンダードコース

②インビザライン・lite(ライト)・・・軽度の症例のみ適用可能なコース

➂インビザライン・i7(アイセブン)・・・非常に軽度な症例のみ適用可能なコース

④インビザライン・teen(ティーン)・・・中高生の患者さん向けのコース

 

インビザライン・full(フル)

基本的に、マウスピース型矯正装置「インビザライン」といえばこの「インビザライン・フル」のことを指します。

このインビザライン・フルは、マウスピース(アライナー)の枚数に制限がないのが特徴です。

 

実は、マウスピース型矯正装置(インビザライン )は治療適用範囲が限られています。

また、適用範囲の症例であっても、一度のシミュレーションにより治療が完了しないこともあります。

これには、2つの理由があります。

 

1つ目は、シミュレーション自体は完全であっても個々の歯の動きには個人差があり、どうしてもシミュレーションとのずれが生じることがあります。

2つ目は、マウスピース(アライナー)素材の限界です。

素材は常に研究開発が加えられ改良されており、2014年春からは最新のスマートトラックという素材を使用していますが、現状ではプラスティック素材であるという壁を越えていません。

このように、マウスピース型矯正装置(インビザライン )は形状記憶ワイヤー・ステンレスワイヤーなどを用いるマルチブラケット装置によるワイヤー矯正に勝てない側面を持ち合わせているのです。

とはいえ、その欠点を補うため、ミッドコースコレクションという治療修正を加え、治療のゴールを目指していきます。

そのため、この「インビザライン・フル」というコースを選択するのです。

 

 

インビザライン・lite(ライト)

インビザライン・liteはインビザラインのラインナップの一つで、2010年4月よりリリースされました。

これは、片顎のステージ数が14ステージ以内の治療に適用しています。つまり、非常に非常に軽度な症例のみに適用可能ということです。

日本人の歯列は欧米人と違い、軽度不正咬合の症例は多くありません。

そのため、日本の矯正歯科医院に訪れる患者様にはなかなか適用できないのが実情です。

 

インビザラインLite適用範囲

・軽度の不正咬合

・MTM治療

・パーシャルまたはコンビネーション症例

・矯正治療後の後戻り症例

・補綴前処置

 

 

インビザライン・i7(アイセブン)

インビザラインi7は2013年7月よりリリースされた比較的新しいラインナップです。

これは、片顎のステージ数が最大7ステージまでの治療に適用しています。

インビザライン・ライトよりもよりさら軽微な症例にのみ適用ということになります。主にわずかな矯正後戻り症例や前歯部の限定的な歯牙移動の際に適応します。

 

 

インビザライン・teen(ティーン)

インビザライン・ティーンは2011年5月にリリースされた10代(中学生・高校生)用のマウスピース型矯正装置(インビザライン )です。目立ちにくい透明なマウスピースを用いて、永久歯が生えそろう中学生・高校生(12~16歳頃)の頃に行う本格的な歯列矯正ができるようになりました。

思春期のお子様は学校でからかわれることを嫌がり、目立つ矯正装置はコンプレックスになってしまうことがありますが、マウスピース型矯正装置(インビザライン )はお友達にも気づかれにくく、取り組みやすい矯正治療です。

マウスピース(アライナー)の枚数に制限がないという点では、インビザライン・フルと変わりがありませんが、違いは、中高生特有の事情を考慮した機能が追加されている点です。それは、成人矯正にはないティーンのための特別な機能として「装着時間の確認機能-コンプライアンス・インジケータ」がある点です。

最大のメリットであるマウスピースの矯正装置を自由に外すことができることができることが自己管理能力が未熟なお子様の場合、矯正治療の失敗につながる場合があるため、インビザライン・ティーンのみに設けられた機能です。

唾液に反応して徐々に色が薄くなる「コンプライアンス・インジケータ」により、ご両親やドクターもマウスピースの装着時間を視覚的に確認することができ、患者様が積極的にマウスピースを装着する効果も期待できます。

 

 

*インビザライン・teen(ティーン)の特徴のまとめ

①萌出タブ・萌出スペースを考慮

歯の交換時期には個人差があるため、中学生・高校生であっても永久歯列が完成していないこともあります。

そのため、完全萌出していない第二または第三大臼歯の近心咬頭面に「萌出タブ」を設定することができ、歯牙の過剰萌出を防げます。また、犬歯・小臼歯が未萌出または萌出途中の場合、その歯が自然に萌出できるように「萌出スペース」を確保したマウスピース(アライナー)の作製が可能です。自然萌出に対応するスペースを確保したマウスピース(アライナー)の作製が可能です。

②コンプライアンス・インジケータを設置

マウスピース型矯正装置(インビザライン )治療の成否はアライナー装着時間により決まります。インビザライン・ティーンには唾液による使用状況チェックが可能なコンプライアンス・インジケータが設置されているので、インジケーターの色を見ることで個々の患者さんにとっての適切な装着時間が守られているかどうかがわかります。勉強に部活にと忙しく不規則な生活を送ることも多い中学生・高校生の患者さんの場合、このような指標を利用して、歯の動きの評価に役立てることも有効な方法です。(*もちろん、装着時間が極端に少なければ歯は適切に動きません!!)

③アライナーの破損・紛失への対応

中高生はどうしても、物をなくしやすい傾向があるようです。

そのため、インビザライン・ティーンにはそれに対応したシステムが組み込まれています。

具体的には治療期間中、6個(片顎6個または両顎3セット)の交換アライナーが含まれてます。

 

 

 

<マウスピース型矯正装置「インビザライン」のメリット>

透明で目立ちにくい

透明なマウスピースのため、目立つこともなく、周囲に気付かれずに歯列矯正を行うことができます。薄く滑らかな装置なので、違和感も少なく、話しづらさもほとんどありません。

 

痛みが少ない

過度な力がかからないため従来型の矯正装置に比べ、比較的痛みが少ないと言われています。またワイヤーやブラケットを使用していない為、粘膜に当たる痛みや刺さる痛みは無く、口内炎ができることはほとんどありません。

 

取り外しができて衛生的

取り外し可能な為、歯ブラシも今まで通り行えます。従来型の矯正装置のように装置にプラークが沈着することがなく、歯や歯周組織を健康に保つことができます。またマウスピースは歯ブラシで簡単に洗浄することができ、とても衛生的です。

 

食べたいものが食べられる

従来型の矯正装置ですと、ほうれん草のような葉物は絡みやすく、また餅のような粘着性のあるものはくっつきやすい為、少なからずわずらわしさがあるかと思います。マウスピース型矯正装置(インビザライン )の場合は取り外しが可能ですので、普段と変わらず食事を楽しむことができます。

 

金属アレルギーの方でも安心

素材がプラスチック製の為、金属アレルギーを引き起こす心配がありません。金属アレルギーで矯正治療を断念した方も、安心して治療を受けて頂くことができます。

 

通院回数が少ない

1〜2週間ごと(症例によって異なります)のマウスピースの交換はご自分で行います。定期的なチェックに必要な通院は1.5〜3ケ月ごとです。このため忙しい方や遠方の方も負担が少なくてすみます。

 

 

<薬事認証について>

マウスピース型矯正装置(インビザライン )は、アメリカのアラインテクノロジー社より提供されているカスタムメイドのマウスピース矯正装置です。これまでマウスピース型矯正装置(インビザライン )は、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、太平洋地域など80か国以上で行われている矯正治療です。
世界中では500万人以上の方がマウスピース型矯正装置(インビザライン )治療によって矯正治療を行っています。(2018年1月現在)

インビザラインシステムは、FDA(アメリカ食品医薬品局)の医療機器として認証を受けているマウスピース装置で、ISOを取得している最新の工場で製造されています。

日本において、マウスピース型矯正装置(インビザライン )を含む国内外のすべてのカスタムメイドのマウスピース型矯正歯科装置は、それぞれの患者様ごとに作成している装置で、市場流通性がないことから、薬事法上の医療機器にも、歯科技工法上の矯正装置にも該当せず、医薬品副作用被害救済制度が適用されない場合があります。
マウスピース型矯正歯科装置(インビザライン)のマウスピース材料自体は日本の薬事認証を得ており、アレルギー等に関する安全性は確保されています。

 

 

いかがでしたでしょうか?

このようにマウスピース型矯正装置(インビザライン )によるマウスピース矯正は現在まで様々な進化を遂げています。これらの進化はまだまだこれからも続いていくと思われます。

みなさんにとってより良い矯正治療を提供できるように私たちも努力していきたいと思います。


矯正治療日記 vol. 33 「笑顔が鍵!出会いをもたらすモテ顔とは?」 2017.12.9

 

みなさま、こんにちは。

 

12月に入り、今年も残すところわずかになってきましたね。

 

12月といえば忘年会やクリスマスなどたくさんの楽しいイベントがあり、多くの出会いの時期でもあります。

 

そこで、今回は第一印象に影響する笑顔・歯並びに関するアンケート調査についてご紹介します。

 

【調査内容】

調査対象: 5年以内に結婚を希望する20~40歳代の男女2000名

調査方法: インターネット調査

調査設計: アンケート調査

 

調査結果①

「出会いの場面で有利?印象を左右するパーツとは?」

歯並びがいいと出会いの場面で有利にはたらくと思うと答えた人は88.9%に達しました。

婚活パーティーなど新たな異性と出会う機会で、歯並びが悪い人にあったときの印象について自由記述で聞いたところ、「個性があっていい」など好意的にとらえる意見がある一方、「清潔感がない」「引いてしまう」など否定的な意見も目立ちました。

 

調査結果②

「9割りが重視する好感度アップのポイントは?」

初めて会う相手の顔で気になる部分については「目」が圧倒的な多数を占め、「口元」「鼻」と続きました。

ところが相手の笑顔で気になる部分について尋ねると、「口元」と「目」はほぼ横並びの結果となりました。

 

調査結果③

「歯並びは第一印象を左右する?」

78%の人が歯並びは第一印象を左右すると答えました。

また、歯並びがいい人のイメージについては、「健康そう」「清潔感がありそう」「育ちがよさそう」「誠実そう」「優しそう」という回答が得られ、会ってみたいと思う人のイメージと重なっている傾向があることがわかりました。

 

これらの調査結果のようにきれいな歯並びは、噛み合わせだけでなく見た目や印象にも大きく影響し、いい印象を与えることができます。

歯並びについての疑問やお悩みがあればいつでもお気軽にご相談ください。

 


矯正治療日記 vol. 32 「歯列矯正は賢い投資!?」 2017.11.16

みなさま、こんにちは。

 

今月、11月8日は「いい歯の日」ということで

 

 

「歯列矯正と美容にかかる費用の比較調査」についてご紹介します。

 

 

このアンケートは調査対象 :20~60代の女性、東京在住、500名で行われたものです。

調査では1カ月の美容にかかる費用について聞いたところ、各項目の平均値は

 

「美容院」で6,063円

「エステ・マッサージ」で8,027円

「エクササイズ・ジム」で8,234円

 

でした。

 

20年換算すると、

 

「美容院」で145万円、

「エステ・マッサージ」で192万円

「エクササイズ・ジム」で196万円

 

という結果に。

 

それに対し

 

「歯列矯正」の治療費は一般的に約100万円かかりますが、

20年換算すると100万円

1カ月換算した場合の費用は4,166円

 

20年換算すると、「歯列矯正」よりも日々の美容にかかる費用のほうが高くなることが分かり、「歯列矯正」の生涯価値の高さが伺えます。

 

ちなみに、「毎日のカフェ」は

 

1カ月の平均値が8,000円

20年換算すると192万円で

 

積み重ねると「歯列矯正」よりも金額が高くなることが分かりました。

 

 

矯正治療費は保険外で高額です。しかし、この調査結果のように歯列矯正は長い目でみると決して高額ではありません。

 

治療を終えた患者様はみなさん「やってよかった」と言ってくれる歯列矯正。興味がある方は、ぜひ勇気を持って飛び込んでみてください。


2017 インビザライン 「THE MEETING」に参加しました 2017.11.5

みなさま、こんにちは。

 

先日11月2日、東京・目黒の「ホテル雅叙園東京」で開催された「THE MEETING FOR EXPERIENCED INVISALIGN PROVIDERS(インビザライン・トップドクターミーティング)」に参加してきました。

 

このTHE MEETINGは、インビザライン・プラチナステータス以上のドクターが招待され、お互いに症例検討・ディスカッションを行う場です。

今回もマウスピース型矯正装置(インビザライン )症例数の多いドクターが全国から約60名程集まり、10グループに分かれて症例のラウンドテーブルディスカッションが行われました。

 

 

ラウンドテーブルディスカッションでは、難易度の高い症例に対する様々な意見の交換を行いました。

このような機会はそう多くはないので貴重な経験の場であり、また多くの先生との面識もできた有意義な会になりました。

 

 

これからも最新の知識と治療技術を、当院のマウスピース型矯正装置(インビザライン )矯正治療に活かしていきたいと思います。

 


矯正治療日記 vol. 31 「プレオルソ装置を使うときのお約束 part1」 2017.9.20

 

 

みなさま、こんにちは。

 

小児用マウスピース矯正装置「プレオルソ」を使用するときには、

 

お子様に守って頂きたい約束がいくつかありますので

 

今回はその約束事をいくつかご紹介します。

 

約束① 

起きているときの使用がとても重要で効果的です。最低1時間は使用してください。

 

約束② 

使用前は必ず歯磨きをしてください。

 

約束③ 

最初の段階で前歯にやや痛みを感じることがあります。その場合は使用時間を少し減らしてもいいので頑張って使いましょう。そして、痛みがなくなったらもとの使用時間に戻しましょう。

 

使い始めは慣れないのと、違和感で少し大変なこともあります。

 

しかし、みなさん数週間で普通に使えるようになりますのでまずはこの3つをしっかり守って頑張ってみてください。

 

少しずつ歯並びが変化していきます。

 


矯正治療日記 vol. 30 「プレオルソって毎日どれくらい装着するの?」 2017.7.20

矯正治療日記 vol. 30 「プレオルソって毎日どれくらい装着するの?」

みなさま、こんにちは。

 

今回はこども用マウスピース矯正装置「プレオルソ」の使用時間についてです。

 

プレオルソ装置による治療は、

 

起きている間最低1時間

 

 

寝ているとき

 

に使用して生活するだけです。

 

 

そのため、学校や塾、クラブなどに持って行って紛失する心配もありません。

 

使い始めは窮屈感が少しあり、舌にも違和感がありますが、3〜4ヶ月でなくなります。

また、つけながら話すこともできるので、他の矯正装置に比べお子様の負担は少なくなります。

 

 

そして、小学生の時期はむし歯になりやすい時期でもあります。

 

寝る前にフッ素入り歯磨き粉でしっかり歯磨きをして、その後にプレオルソ装置を使用すると装置の効果でフッ素が唾液で流れにくくなるので、よりむし歯予防の効果が期待できます。

 

プレオルソは歯並びの改善とむし歯予防両方を期待できる装置です。

 

こどものむし歯が心配で矯正治療を迷っている方は一度ご相談ください。


矯正治療日記 vol.29 「第3回プレオルソ研究会で講演しました」 2017.4.26

みなさま、こんにちは。

 

先日、4月9日に「第3回プレオルソ研究会」で講演させていただきました。

 

矯正治療日記 vol.29 「第3回プレオルソ研究会で講演しました」

東京会場と大阪・福岡会場をネット中継で繋ぎ、350名近くの歯科医師の先生の前でお話致しました。

 

 

内容としては、昨年の日本矯正歯科学会で発表した内容をまとめたものと実際の症例の考察などです。

矯正治療日記 vol.29 「第3回プレオルソ研究会で講演しました」 

 

プレオルソは、乳歯と永久歯が残っている混合歯列期という時期に

 

「出っ歯」

「受け口」

「開咬(オープンバイト)」

 

の歯並びが見られるお子さまに使用すると短期的に効果が出ます。

 

 

もちろん全てのケースがプレオルソ治療のみでカバーできるわけではありません。

 

「プレオルソ装置で効果が出やすい歯並びなのか?」

「他の矯正装置の方が効果が出やすい歯並びなのか?」

 

これをしっかり見極めて、適切な治療を提供することに矯正専門医院の意味があると考えております。

 

 

どんな歯並びであっても検査・診断というところが大切ですね。

 

 

 


矯正治療日記 vol.28 「プレオルソってどんな歯並びを治せるの?」 2017.2.25

みなさん、こんにちは。

 

今回は、

 

小児矯正用のマウスピース型矯正装置「プレオルソ」の適応症

 

についてご説明します。

 

以前のブログで「プレオルソ」がどんな装置なのかを簡単にご紹介しました。

 

では、

 

どんな歯並びのお子さまに使えるのか?

 

3歳〜10歳ころまでのお子さまで、下記に該当する歯並びの場合はプレオルソ装置で治療が可能です。

 

①出っ歯(上顎前突)

②咬み合わせが深い(過蓋咬合)

③受け口(反対咬合、下顎前突)

④ガタガタの歯並び(叢生)

⑤前歯の上と下が咬み合っていない(開咬)

 

矯正治療日記 vol.28 「プレオルソってどんな歯並びを治せるの?」

 

また、プレオルソ装置には舌のトレーニング機能もあります。

 

舌というのは正しい位置にないと歯並びに影響を与えますので、正しい位置を小さい時に覚えるのはすごく重要です。

 

矯正治療日記 vol.28 「プレオルソってどんな歯並びを治せるの?」

 

一度、お子さまの歯並びや舌の動きを確認してみて下さい。

 

上記の様な悪い歯並びが見られたり、少しでも気になることがありましたらいつでもご相談下さい。

 

 

 

歯並びでお困りの方、小児矯正/本格矯正/マウスピース型矯正装置(インビザライン)をご希望の方はお気軽にご連絡ください。 初診矯正相談WEB予約はこちら

 

 

アールエフ矯正歯科 東京

N.IWATA rf orthodontic office

Tel 03-5803-1488

 

 

 


矯正治療日記 vol.27 「プレオルソってどんな歯列矯正治療?」 2017.1.25

みなさま、こんにちは。

 

当院でよく使用している小児矯正用のマウスピース型矯正装置「プレオルソ」を今回はご紹介します。

 

プレオルソこども歯並び矯正法は、

 

マウスピース型の矯正装置を用いた治療法で、

 

3〜10歳頃のお子様にぴったりの治療法です。

 

簡単に説明しますと、「プレオルソ装置」呼ばれるマウスピース型の矯正装置をお口に装着して、歯や顎を移動させます。

同時にお口の周囲筋のトレーニングを行うことで、歯並びや咬み合わせを治します。

 

この装置は、口呼吸から鼻呼吸に促すことができる他、舌の正しい位置や正しい発音をトレーニングできる機能(舌矯正装置)も持っています。

 

プレオルソ装置は、ポリウレタン等を使用しているため弾性があり柔らかいので、お口につけた時にほとんど痛みを感じません。

 

矯正治療日記 vol.27 「プレオルソってどんな歯列矯正治療?」

 

次回からこの「プレオルソ矯正装置」について詳しくご紹介していきます。

 

 

 

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矯正治療日記 vol.26 「研修生41期オフィス見学」 2016.12.25

矯正治療日記 vol.26 「研修生41期オフィス見学」

 

みなさん、こんにちは。

 

先日、母校東京歯科大学歯科矯正学講座の研修生41期の先生が当院へオフィス見学に来られました。

 

現在は、研修2年目の先生たちです。

 

2年目というと1年目に初診から始めた患者様と研修終了した先輩から引き継いだ患者様を両方治療する忙しい時期です。(研修期間は3年間あります。)

 

自分もこの時期は忙しかった記憶があります。

 

熱心で真面目な先生が多く、治療経過やマウスピース型矯正装置(インビザライン )について多くの質問やディスカッションができて自分にとっても有意義な時間でした。

 

クリニックがあまり広くないので、見学の際には不便をかけたかと思いますが

 

この見学が、今後の彼らの研修生活の一助になれば嬉しいです。

 

矯正治療日記 vol.26 「研修生41期オフィス見学」

(41期の主任が同期の有泉先生です。右下)

 

 

 

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矯正治療日記 vol.25 「第75回日本矯正歯科学会」 2016.11.24

みなさま、こんにちは。

 

11月7日〜9日までお休みを頂き第75回日本矯正歯科学会に参加してきました。

 

今回の学会は四国の徳島県で開催されました。

 

矯正治療に関する様々な講演やポスター発表があり、有意義な3日間でした。

矯正治療日記 vol.25 「第75回日本矯正歯科学会」

 

今回の学会では、私も千葉の牧野先生と岡山の大塚先生と共に発表をしてきました。

 

「既成型機能的矯正装置の使用による治療変化(反対咬合症例)」

「既成型機能的矯正装置の使用による治療変化(過蓋咬合を伴う上顎前突症例)」

「新しい機能的矯正装置を用いたMFT」

 

矯正治療日記 vol.25 「第75回日本矯正歯科学会」

内容としては、当院でもよく使用しているマウスピース型機能的矯正装置プレオルソが治療前後でどういう変化が起きて歯並びが良くなっているのかを調べたものです。

 

また、学会では日本全国から多くの矯正医が集まります。

色々な先生と会い、お世話になっている先生達と情報交換もしてきました。

矯正治療日記 vol.25 「第75回日本矯正歯科学会」

 

今回の学会で得た知識をこれからの治療で活かしていきたいと思います。

 

 

 

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矯正治療日記 vol.24 「マウスピース型矯正装置(インビザライン )の型取りとガム」 2016.10.25

みなさま、こんにちは。

 

マウスピース型矯正装置(インビザライン )を作る時に最初に行う処置といえば

 

歯の型取りです。

 

シリコン印象材というラバー(ゴム製)の印象材で歯の精密な型取りをします。

PVS印象と言われるものです。

 

矯正治療日記 vol.24 「インビザラインの型取りとガム」

 

ある患者様から

 

「この型取りの材料って苦いですね。」

 

と感想を頂きました。確かにこの印象材って苦いんです。

 

 

そこで

 

矯正治療日記 vol.24 「インビザラインの型取りとガム」

 

マウスピース型矯正装置(インビザライン )の型取り後、苦味を解消してもらうためにキシリトールガムをご用意しました。

 

ある患者様にお渡しして、食べてみてもらったところ結構いいみたいです。

 

これからマウスピース型矯正装置(インビザライン )の型取りを予定されている患者様にはお渡ししていく予定ですので楽しみにしてて下さいね。

 

 

これからも「こういうものがあるといいな」等ご意見ありましたらいつでもお申し付けください。

 

 

 

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矯正治療日記 vol.23 「マウスピース型矯正装置(インビザライン )って痛い?痛くない?」 2016.9.24

矯正治療日記 vol.23 「インビザラインって痛い?痛くない?」

 

みなさま、こんにちは。

 

今回は、マウスピース型矯正装置(インビザライン )の痛みについてです。

 

痛みについては初診相談や治療開始前によく質問を受けます。

 

痛みに関しては、患者さん一人一人感じ方の違いや歯並びのよって違いがありますが、

 

マウスピース型矯正装置(インビザライン )でのマウスピース矯正では比較的痛みが少ないと言われています。

 

その理由としては

 

①矯正装置が唇やほっぺに当たったり刺さったりしない。

ワイヤー矯正はブラケットが当たって口内炎になりやすかったり、装置からワイヤーが飛び出してほっぺたの内側に刺さったり事があります。また舌が装置との摩擦で切れたりしますが、マウスピース型矯正装置(インビザライン )によるマウスピース矯正ではその心配がありません。

 

②強い力が歯にかからない。

歯と骨の間には解剖学的に0.25mmの隙間があります。そして、その0.25mmの中には歯根膜という繊維があります。
マウスピース型矯正装置(インビザライン )では1枚のマウスピースでの歯の移動はコンピュータ計測で0.25mmまでしか行いません。つまり歯の隙間分のみの移動量しか力が加わらないので、過度な痛みが出ないようになっています。

 

③マウスピースが歯を守ってくれる。

歯が矯正で動いてくると歯と歯が接触して痛みが出ることがあります。
ワイヤー装置では常に上の歯と下の歯が接触しており、それだけで痛みを感じることがあります。
矯正治療経験のある方ならわかると思いますが、治療をして2〜3日は「噛まないようにする」と楽です。マウスピース矯正は上と下の歯が直接接触する事はありません。

つまりマウスピースが歯を守っている状態になります。

 

 

実際にマウスピース型矯正装置(インビザライン )でマウスピース矯正をされている患者様に質問をしてみても10人中9人の方があまり痛みを感じないとのことでした。

 

痛みが心配で矯正治療を諦めている方は是非一度ご相談下さい。

 

 

YouTube→
マウスピース型矯正装置(インビザライン ) 痛みが少ない3つの理由 東京・水道橋

 

 

 

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矯正治療日記 vol.22 「マウスピース型矯正装置(インビザライン )の臭い」 2016.9.4

矯正治療日記 vol.22 「インビザラインの臭い」

 

みなさま、こんにちは。

 

今回は、マウスピース型矯正装置(インビザライン)の臭いについてです。

 

1日20時間以上口の中に入れているので気になる患者様もたくさんいらっしゃいますので今日はその予防方法をお話しします。

 

 

マウスピース型矯正装置(インビザライン)の臭いを予防する方法は2つあります。

 

 

①アライナー(マウスピース)を清潔に保つこと。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)のアライナー(マウスピース)は2週間ごとに取り換えていくため、きちんと毎日取り外しをして歯ブラシなどでしっかり洗浄していれば強烈な臭いはしません。しかし、それを怠ると汚れが残り臭いが充満してしまうことになるので注意が必要です。それを予防するためにもアライナー(マウスピース)を外した時や装着時は水洗いし、なるべく清潔に保つことをお勧めします。

 

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は0.5ミリのポリウレタンという樹脂の素材でできています。入れ歯の素材はレジンという樹脂で種類は違いますが樹脂の仲間です。入れ歯は同じものをずっと入れるため、市販された入れ歯洗浄剤を使用します。マウスピース型矯正装置(インビザライン)でも数日使用して臭いが気になる場合は、入れ歯洗浄剤を使用するのも良いかと思います。また、食器用洗剤で洗うのもオススメです。

 

 

②食後の歯磨きをしっかり行い、口腔内を清潔に保つこと。

お口の中が不潔な場合はその菌がアライナー(マウスピース)に付く訳ですから、毎日歯磨きをしっかり行うことが必要ですし、フロス(糸ようじ)や歯間ブラシなども行った方がよいです。

 

口腔内の衛生状態をきちんと保つことは、マウスピース型矯正装置(インビザライン)治療にはとても大切になるので、食事をした後は必ず取り外して綺麗に洗い、もちろん歯磨きもしてから装着するようにしてください。これを怠るとむし歯のリスクが高まりますので、日々きちんとしたケアで臭いなと感じるようなことがないように気をつけてください。

 

 

YouTube→
マウスピース矯正 インビザライン 臭い 原因 予防法 東京・水道橋

 

 

 

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矯正治療日記 vol.21 「マウスピース型矯正装置(インビザライン)のデメリット」 2016.8.2

矯正治療日記 vol.21 「インビザラインのデメリット」

 

みなさま、こんにちは。

 

 

マウスピース型矯正装置(インビザライン)によるマウスピース矯正ってデメリットや欠点はないの?」

 

 

そういうご質問を初診相談の際に多く受けます。

 

マウスピース矯正も治療であるため、もちろんデメリットや欠点はいくつかあります。

しかし、多くの矯正歯科医院のHPを見てみてもマウスピース型矯正装置(インビザライン)のメリットは書いてあるが、デメリットは書いていないことがほとんどです。

 

デメリットもしっかり知った上で治療をスタートすると、よりスムーズにマウスピース型矯正装置(インビザライン)でのマウスピース矯正を進めることができると思いますのでいくつか挙げてみました。

 

 

①取り外せる矯正装置であること

これは口腔内を清潔を保つために大きな効果を発揮してくれますが、逆に外している時間が長くなると歯が思うように動いてくれません。そのため、20時間以上使用するという条件が付きます。一方、ワイヤーを使った矯正器具は24時間装着したままですので、確実に効果が現れますが、どうしても口腔内の衛生状況は悪くなります。

 

②奥歯の方から動き出すこと

ワイヤー装置では、治療の最初にすべての歯を一度まっすぐ並べてからかみ合わせを作っていきますので前歯のガタガタなどが治療の序盤できれいになってきます。しかし、マウスピース型矯正装置(インビザライン)では最終目標までをいくつかのステージに分け、それぞれのマウスピースで必要最小限に動かしていきます。歯全体に力が分散するので、特定の歯にダメージを与えるという心配もありませんが、最初は奥歯の方から動き始めることが多いので前歯の変化が治療の後半になることがあります。そのため見た目の変化を実感するのに時間がかかることがあります。

 

③適応が難しい症例があること

重篤な歯周病の場合、矯正治療を行うことで歯が抜けるおそれがあります。そのため、矯正治療に入る前に、しっかりと歯周病の治療を行う必要があります。また顎関節症の場合も、その治療を受けてからとなります。歯の数が少なかったり、咬合力が強すぎたりなど、症例によってマウスピース型矯正装置(インビザライン)だけでは矯正が難しいなども稀にあります。

 

④治療中の虫歯治療が難しいこと

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は最初に採った歯型からコンピューター上で歯の動きをシミュレーションする治療法です。歯の形が変わらない程度の小さな虫歯の治療は、マウスピース型矯正装置(インビザライン)の治療中であっても行うことができます。しかし、被せ物を再治療するなどの大きな治療はマウスピースを再作製する必要が生じ、治療期間のロスが生じます。通常、大きなむし歯や歯周病の治療は、矯正治療開始前に行います。矯正治療中に虫歯にならないよう、日々のケアには十分注意しなければなりません。

 

⑤永久歯に生え変わるまで治療がスタートできないこと

こどもの成長や歯の交換は正確には予測できません。ワイヤー装置では部分的に装着したり、途中で付け直したりすることができます。マウスピース型矯正装置(インビザライン)は治療終了までを予想して治療計画を緻密に立てていくので、永久歯に生え変わって固定されるまで治療をスタートすることはおすすめできません。

 

⑥患者様自身での装置の交換・お手入れが必要であること

歯磨きが丁寧にされいてもマウスピースのお手入れ不十分では意味がありません。歯磨きと装置の洗浄を考えるとワイヤー装置以上に手入れが面倒とも言えます。さらには取り外す関係上、紛失したり破損する恐れもないとは言い切れません。完全に固定されているワイヤー装置と違い装置の管理は全て自分が行うことになるが故のデメリットと言えます。自己管理が非常に重要な治療法です。

 

 

 マウスピース矯正はスタートした当時、症例データ不足の感があったことも事実です。素材も今ほど高性能のものがなかったため、その時期にマウスピース矯正を試された方の中には、思うような結果が出なかった方もいらっしゃったようです。

 

当院は、マウスピース型矯正装置(インビザライン)は様々な矯正治療法、装置の1つに過ぎないという考え方で治療を行っております。

 

ですので、患者様の歯並びの状態や生活環境等によりマウスピース型矯正装置(インビザライン)によるマウスピース矯正治療が不向きであると判断される場合には、無理にマウスピース型矯正装置(インビザライン)のみで治療は行わずワイヤー装置による矯正治療を併用することができますので安心して治療をお受けいただけます。

 

また、マウスピース型矯正装置(インビザライン)では治療が難しい歯並びと他院で判断された場合でも、ワイヤー装置を最初に併用することでマウスピース型矯正装置(インビザライン)の適応範囲の歯並びにしてからマウスピース型矯正装置(インビザライン)でのマウスピース矯正治療へ移行することもできます。

 

少しでもマウスピース型矯正装置(インビザライン)でのマウスピース矯正について気になることがありましたら、いつでもご相談ください。

 

 

 

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矯正治療日記 vol.20 「マウスピース型矯正装置(インビザライン)と飲み物」 2016.5.21

矯正治療日記 vol.20 「インビザラインと飲み物」

 

みなさま、こんにちは。

 

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は装着したまま

糖分の入っていない飲み物は飲むことができます。

 

例えば、お水や白湯、お茶(着色はすることがあります)などです。

 

では、

 

「それ以外の飲み物を飲んだらどうなるのか?」

 

食べ物に引き続き、気になって試した方がいました。

 

コーヒー

これは何度か試した結果全然問題ないです!

半分営業職みたいな僕は、お客さんのところで様々な飲物を出していただくのですが、コーヒーは定番ですよね?

これ飲めないときついなぁと思ったのですが、案外問題なく飲むことができました。

お茶請けのお菓子はだめですけれどね。

 

紅茶

なぜか北海道は紅茶を出してくれるお客さんが多い印象です。

こちらもコーヒーと同様に何も問題なく飲むことができます。

 

コーヒー・紅茶どちらにも言えることですが

常に飲んでいるとアライナーが汚れてしまうので適度に、が大事です!

コーヒー・紅茶はアライナーが茶色くなってしまいます!

が、どうせ2週間で新しいものに交換だからと割り切ってしまうのもアリかと思われます!

 

お酒・ジュース

ビールや酎ハイ、ジュースなどは基本的にやめた方が良いと思われます。

僕は飲み会のときは外して参加しています!

食べたいし、飲みたいから。

さすがに装着初日だと安定していないですが、1週間も経つと結構安定してくるので大丈夫だろうと自己判断。

※本当はだめですからね!

お酒を飲んでいるときはなんでだめなの?

糖が入っているものはベタベタします!ので、アライナーの外側だけでなく、内側までべっとり糖がつく可能性があります…。内側にまで糖が付着すると虫歯の原因に…。

付着した糖をしっかりと落としきるのは難しいので、可能な限り外すのがベストです。

 

 

お茶やコーヒー、紅茶は糖分を含みませんが、色素が強いので

マウスピース型矯正装置(インビザライン)が着色しやすくなります。

 

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は約2週間で新しいアライナーに交換していきます。

 

基本的にはミネラルウォーター以外はおすすめしていませんが、

お茶やコーヒー、紅茶なども交換の前日もしくは2日前くらいからは

着色してもすぐに新しいアライナーに交換ですので飲んでも大丈夫です。

 

長いマウスピース型矯正装置(インビザライン)矯正ライフを楽しく過ごすために

食べ物や飲み物のルールは大切です。

わからないことがあればいつでもご相談ください。

 

 

 

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矯正治療日記 vol.19 「マウスピース型矯正装置(インビザライン)と食べ物」 2016.4.19

矯正治療日記 vol.19 「インビザラインと食べ物」

 

みなさま、こんにちは。

 

マウスピース型矯正装置(インビザライン)を装着中、

基本的には食べ物を食べてはいけません。

 

では、

 

「食べたらどうなるのか?」

 

気になって試した方がいました。

 

●あめ

噛まないし、大丈夫。
あめ食べたまま寝ちゃった時のような、口のもやもや感。
虫歯になりそうです。

●ガム

無理だった。
くっつく。マウスピース同士がくっついてわけわからないことになる。

●クッキー

食べられる。
でも細かいカスがくっつくからすぐに外したくなる。
あとあまりおいしく感じない。

●タピオカジュース

ものすごくもったいない感じがする。
タピオカの食感が全然楽しめない。笑
あと、太いストローがなんとなくくわえにくく感じる。

●おにぎり

無理だった。
噛む力がたくさん必要なのは無理みたい。
もったいないからはずしてちゃんと食べました。

●アイス

いける。
歯に冷たいものが浸みるタイプだから、マウスピースをしていることによってむしろ食べやすくなりました。笑
モナカみたいなのは無理かもしれないけど、
ソフトクリームとかなら全然大丈夫。

●サラダ

これ絶対無理だと思います。
歯がマウスピースでカバーされてるから、キャベツとかレタスみたいなのをすりつぶすことが出来ない。
ごぼう・ほうれんそうみたいなスジっぽいのも噛み切れない。

●プリン

食べるのは大丈夫。
プリンってマウスピースどころか、歯が無くても食べられそう。
いつまでもプリンが口の中にあるような感じがします。
(味が残っているということ)
べたべたくっつくものとか、すり潰す・噛み切る力が必要なものはめちゃくちゃ食べにくい。
食べられるものも、噛むことによってマウスピースにカスがくっつくから、
普段の3倍くらい口に残る。

 

ということみたいです。

 

糖分のあるものはむし歯のリスクも上がります。

それ以外のものでも食べにくかったり、美味しくないようです。

 

せっかく外すことができる装置ですので、

マウスピース型矯正装置(インビザライン)で矯正治療中の患者さまは、

きちんと外して食事を楽しんで下さい!

 

 

 

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矯正治療日記 vol.18 「マウスピース型矯正装置(インビザライン)と歯みがきシート」 2016.3.16

みなさま、こんにちは。

 

今回は、歯みがきシートについてお話しします。

 

 

矯正治療日記 vol.18 「インビザラインと歯みがきシート」

 

マウスピース型矯正装置(インビザライン)矯正中の患者さまから、

 

「ランチやディナーで外食する機会が多く、歯磨きがすぐにできなくて

マウスピース型矯正装置(インビザライン)を外す時間が長くなってしまう…」

 

というようなお悩みをよく聞きます。

 

食後すぐにしっかりブラッシングできれば良いのですが、

時間が無かったり、化粧室が混んでいたりするとなかなかできません。

そうするとマウスピースをすぐにセットできずに

何時間も使えないというような事が起こります。

 

そんな時、歯みがきシートを使ってみてください。

 

矯正治療日記 vol.18 「インビザラインと歯みがきシート」

 

うがいも必要ありませんし、簡易的に汚れを落とす事ができ、すぐにマウスピースを装着する事ができます。

ワイヤー矯正の場合は、装置が引っかかる可能性があるのでマウスピース矯正の患者さま向けだと思います。

 

矯正治療日記 vol.18 「インビザラインと歯みがきシート」矯正治療日記 vol.18 「インビザラインと歯みがきシート」

 

最近、いろんな種類の歯みがきシートが発売されています。

歯ブラシセットと一緒に携帯してみてはいかがでしょうか?

 

でもあくまで簡易的なものなので、

時間ができた時にしっかりブラッシングはして下さいね。

 

 

 

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矯正治療日記 vol.17 「マウスピース型矯正装置(インビザライン)のステージング」 2016.2.16

みなさま、こんにちは。

 

今回は、マウスピース型矯正装置(インビザライン)のステージング」についてです。

 

 ステージングとは、

 

マウスピース型矯正装置(インビザライン)治療を進めていくときに治療の流れを確認すための設計図のようなものです。

 

マウスピース型矯正装置(インビザライン)ではマウスピースで全ての歯を覆っていますが、全ての歯が毎回動いているわけではありません。

奥歯だけを動かしていたり、上の歯だけを動かしていたりすることもあります。

 

ですので、

 

「どの歯を動かしているのか?」

「いつから歯を動かし始めるのか?」

「いつまで歯を動かすのか?」

 

などをスタート前にステージング表で確認して、エラスティックをある時期に使ってもらったり、アライナーチュウィを特にこの歯でしっかり使ってもらうよう指導したりする計画を立てるのです。

 

 <実際のステージング表>

矯正治療日記 vol.17 「インビザラインのステージング」

 

青色が付いているところが動いています。

(例えば一番上の番号の歯は最初から18枚目までしか動かないということがわかります。)

 

私たちは3Dのシミュレーションやマウスピースの適合だけではなく、このようなステージング表で治療全体の流れも確認しながら毎回の処置を行っています。

 

 

 

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矯正治療日記 vol.16 「マウスピース型矯正装置(インビザライン)の取り外し方」 2016.1.17

みなさま、こんにちは。

 

今回は、マウスピース型矯正装置(インビザライン)治療をスタートした患者さまが一番最初に苦戦するところ...

 

マウスピース型矯正装置(インビザライン)の取り外し方」

 

についてお話しします。

 

なぜ苦戦するかといいますと、マウスピース型矯正装置(インビザライン)が精密な型取りによって作製され、患者さまの歯の形にぴったりと適合するマウスピースだからです。

 

そのため、目立ちにくいですし違和感もあまりありません。

 

しかし、「慣れないと外しにくい」という事が起こります。

 

 

「外れなくなったらどうしよう...」

 

大丈夫です。マウスピース型矯正装置(インビザライン)の材質が新しくなり、外しやすくなっていますし、外し方のポイントをきちんと最初に練習しますので、全ての患者さまが数回で上手に外せるようになります。

 

 

では、実際の取り外し方のポイントです。

 

同じマウスピース型矯正装置(インビザライン)であっても、上下の歯でポイントが違います。

 

 

<上顎のマウスピース型矯正装置(インビザライン)の場合>

 

①まず親指びもしくは人差し指で片方の奥歯の内側を外します。

矯正治療日記 vol.16 「インビザラインの取り外し方」

②次に反対側の奥歯の内側を同じように外します。

矯正治療日記 vol.16 「インビザラインの取り外し方」

③最後に、浮いている左右奥歯のアライナー(マウスピース)を両手で掴んで一気に外します。

 

 

<下顎のマウスピース型矯正装置(インビザライン)の場合>

 

①まず親指もしくは人差し指で片方の奥歯の外側を外します。

矯正治療日記 vol.16 「インビザラインの取り外し方」

②次に反対側の奥歯の外側を同じように外します。

矯正治療日記 vol.16 「インビザラインの取り外し方」

③最後に、浮いている左右奥歯のアライナー(マウスピース)を両手で掴んで一気に外します。

 

これだけです。

 

「上顎は内側から」 「下顎は外側から」

 

このポイントを覚えておけばすぐに外すのが大変ではなくなります。

 

当院の患者さまは

 

3回目の来院くらいから治療するドクターよりも着脱が上手になります。

 

着脱が上手に早くなれば、外食や間食も楽しくなりますね。

 

ポイントをつかんで楽しい矯正ライフを送りましょう!

 

 

 

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矯正治療日記 vol.15 「マウスピース型矯正装置(インビザライン)の世界的な実績」 2015.12.8

みなさま、こんにちは。

 

今回は、マウスピース型矯正装置(インビザライン)矯正の患者様が世界で300万人を超えたというデータをご紹介します。

 

 

 

2015年マウスピース型矯正装置(インビザライン)の患者数は全世界で300万人以上に

 

アメリカのアライン・テクノロジー社CEOは、

 

「この成果は、世界80カ国以上に広がる、インビザライン・ドクターとの連携によって成し遂げられたものである。ますます多くの方に、ブラケットやワイヤーを使わない歯科矯正の価値に気付いて頂き、インビザライン・ドクターがインビザライン治療によって患者様に笑顔をもたらす、その一助となれることを誇りに思います。」

 

と述べています。

 

今後、まだまだ増えていくと思われますし、治療精度や材質もさらに良くなっていくでしょう。

 

ワイヤーやブラケットを着けずに綺麗な歯並びを。

 

みなさんも経験してみませんか?

 

矯正治療日記 vol.15 「インビザラインの世界的な実績」

 

 

 

 

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矯正治療日記 vol.14 「マウスピース型矯正装置(インビザライン)の補助装置」 2015.11.10

 

みなさま、こんにちは。

 

今回はマウスピース型矯正装置(インビザライン)の補助装置についてです。

 

 

「補助装置って?」

「どんな時に使うの?」

「透明のマウスピースだけを使えばいいんじゃないの?」

 

 

違います!

 

 

マウスピース型矯正装置(インビザライン)で歯を正確に動かしていくにはいくつかの補助的な装置を使用します。

 

補助的...

 

つまりマウスピース型矯正装置(インビザライン)による歯の移動を助ける装置です。

 

 

①Aligner Chewie(アライナー・チュウィー)

矯正治療日記 vol.14 「インビザラインの補助装置」

マウスピースを歯列によりしっかりとフィットさせる為の補助として、装着時に使用します。装着時にこれを咬むことにより歯を動かす違和感を軽減する効果があります。

新しいマウスピースに交換した3日間は、装着時に毎回使用して頂きます。

約1分ほどしっかり歯列全体で噛んで、マウスピースと歯をフィットさせていきます。

 

 

②顎間エラスティック(ゴム)

矯正治療日記 vol.14 「インビザラインの補助装置」

上下の歯の咬み合わせを改善、微調整するために使用します。また、歯の移動時に起こる反作用の力を抑えることができます。

必要に応じて、ある一定期間使用して頂きますが、ゴムは口腔内の側方につけるためほとんど目立ちません。

 

 

これらはマウスピース型矯正装置(インビザライン)治療において、とても重要な装置です。

 

補助装置をしっかり使えるかどうかが、治療期間や治療結果に影響しますので頑張って使ってくださいね!

 

 

 

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矯正治療日記 vol.13 「マウスピース型矯正装置(インビザライン)の見た目」 2015.10.15

 

 

みなさま、こんにちは。

 

今回はマウスピース型矯正装置(インビザライン)の見た目についてです。

 

Q : マウスピース型矯正装置(インビザライン)は目立たないんですか?

 

これも患者さまからよく聞かれるご質問です。

 

A : はい。ほとんど目立ちません。

  

毎回、マウスピース型矯正装置(インビザライン)の患者さまがご来院されるときにはスタッフもドクターもマウスピースを装着しているのかどうかわからないくらいです。

 

実際に写真で見て頂いた方がわかりやすいですね。

 

矯正治療日記 vol.13 「インビザラインの見た目」

 

矯正治療日記 vol.13 「インビザラインの見た目」

 

下の写真が装着している写真です。

 

近づいて撮っている写真でこれくらいの差なので日常生活ではほとんどわかりません。

 

矯正装置の見た目が気になって治療を躊躇しておられる方にはオススメです。

 

当院では、実際にマウスピース型矯正装置(インビザライン)の実物を手にとって見ていただけますので

 

お気軽にご相談ください。

 

 

 

歯並びでお困りの方、小児矯正/本格矯正/マウスピース型矯正装置(インビザライン)をご希望の方はお気軽にご連絡ください。 初診矯正相談WEB予約はこちら

 

 

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矯正治療日記 vol.13 「マウスピース型矯正装置(インビザライン)の使用時間」 2015.9.24

 

みなさま、こんにちは。

 

今回は、マウスピース型矯正装置(インビザライン)の使用時間についてご紹介します。

 

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は患者様ご自身で着脱ができる透明のマウスピース装置です。

 

 

「1日どのくらいつけてればいいの?」

 

 

一番多い質問です。

 

 

答えは「1日20時間以上」使用して頂きます。

 

 

つまり1日のうち、食事の時間以外はほぼ使用していることになります。

 

これを聞くと大変に感じるかもしれませんが、

 

装置がない状態で食事とブラッシングができることは

 

長い矯正治療期間を過ごす上ではすごく大きなメリットになります。

 

なぜなら

 

「食べ物が装置に挟まったり、ブラッシングに時間かかったり...」

 

ワイヤーで矯正治療をされている患者様が一番悩まれているのが食事とブラッシングだからです。

 

矯正治療日記 vol.13 「インビザラインの使用時間」 

 

マウスピース型矯正装置(インビザライン)治療において、取り外しができるメリットを生かしつつ、正確に歯を動かしていくためには、

 

しっかりこの使用時間を守っていただくことが重要です。

 

治療成功の半分は患者様の協力度にかかっていると言っても過言ではありません。

 

マウスピース矯正は矯正医と患者様

 

二人三脚で綺麗な歯並びを目指す治療なのです

 

 

 

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矯正治療日記 vol.12 「マウスピース型矯正装置(インビザライン)治療の流れ」 2015.8.15

 

みなさま、こんにちは。

 

今回は、前回に引き続きマウスピース型矯正装置(インビザライン)治療の流れについてご紹介します。

 

矯正治療日記 vol.12 「インビザライン治療の流れ」

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、最新の歯科矯正理論と、米国アライン・テクノロジー社独自の3次元画像化技術やCAD/CAM(光造形)などの最先端技術を融合させて、誤差のない正確なマウスピース型矯正装置を製作してスタートします。 

 

 

 

その治療の流れとしましては、

 

Step 1 初診相談検査

矯正治療日記 vol.12 「インビザライン治療の流れ」

歯並びを拝見させていただき、治療期間や費用などの目安についてご説明します。

時間はたっぷり60~90分程度を予定していますので、疑問や不安に思われることは何でもご質問ください。噛み合わせや顔の写真、レントゲン写真などの資料を取ります。この資料を基に、それぞれの患者様に合った治療内容のお話をします。

 

 

Step 2 コンサルテーション

矯正治療日記 vol.12 「インビザライン治療の流れ」

レントゲンや歯の模型などの検査結果をもとに、「クリンチェック治療計画」と呼ばれる3Dコンピュータ画像にて、治療開始から完了までのシミュレーションを行います。このとき、ご自分の歯がどのように動いていくのかを、立体的なアニメーション画像でご確認いただくことができます。
治療計画にご承認をいただくと、矯正の期間が正確に決まります。

 

 

Step 3 マウスピース型矯正装置(インビザライン)の発注

矯正治療日記 vol.12 「インビザライン治療の流れ」

歯型、治療計画、レントゲン写真などを米国のアライン社(マウスピース型矯正装置(インビザライン)を設計、製造、販売している会社)に郵送します。患者さまの歯型などのデータから、アライン社の担当スタッフがデジタル3Dの歯列を作製。一人ひとりに合わせたマウスピース(アライナー)が作製されます。全てのマウスピース(治療に必要なマウスピースの数は人によって異なります)がパッケージ化され、箱に詰められて日本に送られてきます。

 

 

Step 4 マウスピース型矯正装置(インビザライン)治療開始

矯正治療日記 vol.12 「インビザライン治療の流れ」

マウスピース装置をつけて治療開始をします。初期は、約月1回のペースで通院していただき、装置の調整を行います。

各治療段階につきマウスピースを2週間ずつ、ドクターの指示によりつけ替えていきます。治療期間は普通2年程度です。 マウスピースの装着時間は1日20時間以上を目安にして下さい。

矯正治療日記 vol.12 「インビザライン治療の流れ」

飲食や歯磨き、デンタルフロスの使用時間以外はマウスピース装着するようにしましょう。

 

 

Step 5 治療終了・保定期間の開始

矯正治療日記 vol.12 「インビザライン治療の流れ」

歯並びを改善しても、舌の癖などが原因で元の状態に戻ってしまうことがあります。

きれいな歯並びを安定させるため、約1~3年、保定装置(リテーナー)をつけます。この間、2~6ヵ月に一度通院していただき、噛み合わせや歯の状態をチェックします。

 

 

参考ですが、2年で終了する場合のトータルの来院回数は、約10~14日間程です。

 

 

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は薄く透明です。

 

歯につけていても目立たないのが大きな特長ですので、

 

営業・接客業などの人前に出る仕事をされている方も

気軽に矯正治療にチャレンジできます。

 

装着中も違和感が少ないので発音に支障をきたしません。

 

 

マウスピース型矯正装置(インビザライン)治療の患者さまは、みなさん自分のマウスピースが届くのを楽しみにされます。

 

矯正治療が始まるのが待ち遠しいようです。

 

矯正治療のスタートをこんな気持ちで迎えることは素敵なことですよね!

 

 

次回は「マウスピース型矯正装置(インビザライン)の使用時間」についてお話致します。

 

 

 

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矯正治療日記 vol.11 「マウスピース型矯正装置(インビザライン)とは」 2015.6.17

みなさま、こんにちは。

 

今回は、当院で多くの患者さまが治療を行っているマウスピース型矯正装置(インビザラインについてご紹介します。

 

 

 

マウスピース型矯正装置(インビザライン)とは、

 

透明のマウスピース装置で、最新の歯科矯正理論と3次元画像化技術やCAD/CAM(光造形)等の最先端技術を融合させた歯科矯正治療システムです。

 

具体的には、一人ひとりの歯に合わせて作製される透明なマウスピース装置を装着し、治療の段階に合わせて新しいマウスピース装置に交換しながら徐々に歯を動かし、歯並びを矯正していきます。

 

 

マウスピース型矯正装置(インビザライン)によるマウスピース治療の特徴(メリット)

 

治療中も笑顔に。目立たない矯正装置。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)の一番のメリットは、装置が目立たないことです。 薄く透明に近い、医療用プラスチック製の装置は、装着していても着けていることがほとんど分かりません。治療中の見た目が気になる方、人と接する機会の多い方などにおすすめの矯正治療法です。

 

装置を外して、食事ができる。

他の矯正装置とは違って、患者さまご自身の手で取り外しができることが大きな特徴のひとつです。マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、食事の時には取り外すことができるので、装置に食べ物が詰まる心配なく、治療中も普段通りに食事ができます。毎日の食事を楽しみたい方にはピッタリですね。

 

治療期間中も快適。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は金属を使用せず、また、段階的に歯を動かしながら歯並びを矯正するため、従来の矯正方法と比べて痛みが少なく、唇や口の中の粘膜などを傷つけてしまう心配がありません。治療期間中に装置が歯から外れてしまうなどの。緊急性が少ないことも特徴のひとつです。

 

 

もちろん歯並びの状況や、生活スタイルによっては向き不向きがあります。

 

コンサルテーション時に、

 

マウスピース矯正が良いのか?ワイヤー治療の方が良いのか?

 

など詳しくご相談した上で進めていきますので、

 

お気軽にご相談ください。

 

 

次回は、「マウスピース型矯正装置(インビザライン)治療の流れ」についてお話し致します。

 

 

 

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矯正治療日記 vol.10 部分矯正 ④ 2015.5.19

 

みなさま、こんにちは。

 

今回は、部分矯正の装置についてお話しします。

 

 

「部分矯正で使う装置はどのような種類がありますか?」

 

 

これはよくお寄せいただく質問の1つです。

 

 

では、当院で使用している装置のタイプはついてご紹介していきます。

 

 

 

①表側の目立たない装置

 

前歯の一部に表側の装置を取り付ける部分矯正の方法です。

 

前歯の表側に、透明なブラケットと審美的な歯の色に近いワイヤー等、目立たない装置を使用して治していきます。一般的な金属の装置に比べると、かなり目立ちにくくなっています。

 

 

②裏側の装置

矯正治療日記 vol.10 部分矯正 ④

舌側矯正とも呼ばれ、歯の裏側に装置を付ける方法です。

 

喋りづらかったり、清掃性の点などのデメリットはありますが、気付かれたくないという方は適応になる場合があります。

 

 

③マウスピース装置

矯正治療日記 vol.10 部分矯正 ④

 

透明な取り外し式の装置「マウスピース装置」も部分矯正ではよく使用されます。

 

目立ちたくない方で前歯のデコボコが軽度な症例は、こちらの装置も選択可能な場合があります。いろいろな種類のマウスピース装置がありますが、患者さんの要望や予算に合わせて、最適なシステムを選択します。

 

 

④床矯正装置

矯正治療日記 vol.10 部分矯正 ④

 

取り外しタイプの矯正装置で、半透明のプラスチックと針金で作られています。

 

さまざまなタイプの床矯正装置がありますが、部分矯正で使われる床装置は、主に前歯のスペースを作るタイプのものです。

床矯正装置だけで部分矯正をすることは難しく、主にワイヤー矯正と併用されることが一般的です。

 

 

以上のように様々な装置で治療ができます。

 

 

歯並びが気になって悩んでいるのに、歯列矯正のハードルが高過ぎて受けられないという方は、一度部分矯正を考えてみてはいかがでしょうか?

 

当院ではカウンセリングの際に患者さんそれぞれの状態に合わせて、部分矯正を行う場合のメリットとデメリットをお話ししています。お気軽にご相談下さい。

 

 

        矯正治療日記 vol.10 部分矯正 ④

 

 

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