叢生症例 <上顎前歯翼状捻転を伴う叢生に対する非抜歯矯正治療>

【主訴】上の前歯が捻れて出ているのと下の前歯のガタガタを治したい。

【主な症状】下顎後退(下の顎が小さい状態)/上顎中切歯翼状捻転(上の前歯がハの字に捻れている状態)/下顎前歯叢生(ガタガタ)/下顎前歯唇側傾斜(下の前歯が前に傾斜している)/正中線のズレ

【抜歯部位】なし

【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯根吸収、歯肉退縮が挙げられます


【治療計画】叢生量(ガタガタの度合い)と口唇の突出感を考慮し、非抜歯による矯正治療を選択。骨格的な前後差については上下の前歯の傾斜にて解消する。上顎前歯の翼状捻転(上の前歯がハの字に捻れている状態)と下顎の叢生(ガタガタ)は、ワイヤー装置による歯列の拡大とIPR(歯と歯の間を削り、すき間をつくる処置)にて解消する。上下顎歯列正中のズレは顎間ゴム(エラスティック)を併用して改善する。

 

治療方法 マルチブラケット装置 治療期間 16ヶ月
性別 女性 年齢 30代 治療費用 ¥685,000+TAX