叢生症例 <上下顎4本抜歯矯正後の後戻りによる叢生に対する非抜歯矯正治療>

【主訴】中高生の頃に矯正をしたが保定装置(リテーナー)を使用していなかったので後戻りでガタガタが出てきたのでまた綺麗に戻したい。

【主な症状】上下顎歯列弓の狭窄(上下の歯並びが狭くなってきている)/上下顎歯列叢生(ガタガタ)/上顎正中左方偏位(上の前歯の正中が左にズレている・傾斜している)/上下顎両側第1小臼歯既抜(上下の4番目の歯4本がすでに抜歯されている状態)

【抜歯部位】なし(過去の矯正治療にて抜歯されている)

【矯正歯科治療のリスク・副作用】う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯根吸収、歯肉退縮が挙げられます


【治療計画】過去に抜歯矯正による矯正治療を経験しており、上下顎両側第1小臼歯が無い状態である。そして、保定装置を使用しなかった影響により上下顎の歯列が狭窄し、叢生が再発している。正中に関しても上顎の正中が下顎正中に対して左方に偏位している。そのため、上下顎前歯の叢生量(ガタガタの度合い)と上顎正中を右側に移動する事を考慮し、上下顎歯列の拡大とIPR(歯を0.5mm以内削ってスペースを作る処置)によってスペースを作る非抜歯矯正治療を選択。

 

治療方法 マウスピース型矯正装置 治療期間 19ヶ月
性別 女性 年齢 20代 治療費用 ¥1,085,000+TAX