インビザライン APAC 2018 に参加してきました。 2018.6.5

 

みなさま、こんにちは。

 

5月31日〜6月3日にシンガポールで開催されました「インビザライン APAC 2018 (2018 INVISALIGN APAC SUMMIT)」に参加してきました。

これはアジア・太平洋地域のインビザラインドクターが集まるマウスピース矯正型矯正装置・インビザラインに関する2年に1度の学術大会です。

アジア・太平洋地域から約1600人のインビザラインドクターが集まり盛大に行われました。

 

 

主なトピックスとしては

 

①10代(中高生)へのインビザラインの効果

②乳歯が残っている混合歯列期の小学生へのインビザライン適応拡大

③インプラントアンカーを併用した効果的なインビザライン治療

④アジアにおけるインビザライン作製・提供のスピードアップ

 

という感じでした。

 

10代(中高生)へのインビザラインの効果については、現状のInvisalign MA(奥歯にプラスチックのウィングが付いているタイプ。顎の成長促進を促すインビザライン )の効果や治療結果についてたくさんの講演がありました。海外では10代のティーンエイジャーによる治療のニーズが高いようです。

 

乳歯が残っている混合歯列期の小学生へのインビザライン適応拡大という観点で、海外では「invisalign first (インビザライン ファースト)」という新しいシステムがスタートしているようです。

日本での導入はまだ少し先のようですが、これからは小学校低学年のお子様でもインビザラインによるマウスピース矯正がより正確に行えるようになるかもしれません。(現状でも治療することは可能なのですが)

 

 

また、今まではインビザラインでの治療が困難であったり、治療期間がかかりそうな症例に対してインプラントアンカーという小さいネジを併用した症例発表もたくさんありました。当院でも既に導入しているシステムですので、改めてこの方法の有用性や新しい治療アイデアを学ぶことができました。

 

そして、今年アラインテクノロジー社の新しい工場が中国にできたとの発表がありました。これによりアジア地域のマウスピース作製の拠点が近くなることで、今まで1ヶ月程かかっていたインビザラインが届くまでの輸送期間などが短縮されると思われます。このことは治療期間にも影響する事ですので患者様にとっても大きなメリットになります。

 

 

3日間という短い期間でしたが、今回の学会で学んだことをこれからの治療に還元していきたいと思います。